マラソン
vol.294
おはようございます!
ここ数日朝晩はぐっと涼しくなりました。窓開けて寝てたらちょっと寒いくらい(笑)
でも水曜日からはまた暑くなるようですね。もう少し夏は続きそうです。
2020東京五輪マラソン
先日東京五輪のマラソンの日程が発表になりました。
女子が8月2日、男子が8月9日ですが注目のスタート時間は酷暑を考慮して当初の予定より30分繰り上げて午前7時となりました。
コースは新国立競技場をスタート後一部『東京マラソン』のコースと同じコースを走って皇居横を通り再び新国立競技場に戻ってくるという感じです。
問題は散々言われているように気温ですよね。
午前7時スタートと言っても30℃近い気温が予想されてますので本当に過酷な消耗戦となりそうです。
通常だと30℃の中でフルマラソンなんてありえないです(笑)ましてや東京の場合湿度も半端ないですからね。
走りやすい気温って言ったら10℃前後、どんなに高くても20℃超えちゃうとかなり暑く感じちゃいます。
なのに30℃って・・・・
真夏のマラソンといえば真っ先に思い出されるのが毎年8月の最終日曜日に開催される『北海道マラソン』(←クリック)があります。
今年は8月26日(日)に開催予定です。
僕は暑いのが苦手なので走ったことはありません。昨年も応援でしたし今年も応援の予定です。たぶんこれからも走ることはないでしょう。
その応援場所が30kmを過ぎたあたりなのですが、ここが新川通りという直射日光ガチ当たりの場所なので応援しているだけでもかなり暑いです(笑)
ホントに皆さんこのクソ暑い中よく走るなと毎年呆れて感心しています。
そんな気温ですから当然タイムは出ません。昨年優勝した村澤明伸選手のタイムも2時間14分48秒で、ギリギリMGC出場権を確保できるタイムでした。
北海道よりも高温多湿の東京だと一体どのくらいのタイムになるものなのか・・・
参考になりそうなのが1991年東京で開催された『世界陸上』
この時は谷口浩美選手が2時間14分57秒のタイムで日本人初となる金メダルを獲得しました。
ちなみに同じ大会で山下佐知子さんが女子マラソンで銀メダルを獲得しています。
この大会は暑さを考慮して午前6時スタートでした。気温は30℃くらいでしたが、湿度が高く画面越しでも選手の異常な発汗状態がよく分かりました。
この過酷な条件で男子は出場60名中24名が、女子は39名中15名がDNF(途中棄権)ということになってしまいました。男女共約4割が途中棄権ですからいかに大変なレースだったかよく分かります。
日本人選手でも中山竹通選手が途中棄権してしまいました。
印象深いのが男子2位のジブチ出身のアーメード・サラ選手が『東京はアフリカより暑い』という名言(迷言?)を残しました(笑)
五輪本番まであと2年、MGCまではあと1年と1ヶ月となりました。
現時点では今年の東京マラソンで日本新記録を出した設楽悠太選手、同じく東京マラソンで2時間6分台を出した井上大仁選手、昨年の福岡国際マラソンで2時間7分台のタイムで日本人トップとなった大迫傑選手が3強と言われています。
が、3選手とも夏のマラソンの経験はありません。唯一井上大仁選手が今月ジャカルタで開催されるアジア大会に出場予定です。
MGCは来年9月15日の開催予定ですが、まだまだ暑さの残る時期のレースですからさっぱり予想がつきません(笑)
3強と言われる選手が強いのかそれとも暑さに強い伏兵の選手が現れて五輪出場権を獲得するのか。
今から楽しみはつきません。