日記
vol.336
おはようございます!
SARTORIA FISTYの拝田昇です。
昨日は2人のお客様がお仕立て上りの商品の受け取りにいらっしゃいました。
以前にもスリーピースをお仕立て頂いた高橋様です。
あまりにもマッチしたコーディネートですが、最初からこのジャケットを着て帰られるつもりで来店されたようです。
さすがです(笑)
今回イタリアはナポリのマーチャント(織物商社)『アリストン』のデッドストック生地で単品ジャケットをお仕立て頂きました。
あ、前回のスリーピースも『アリストン』でした(笑)
この『アリストン』日本での知名度はそこまでありませんがイタリアではゼニアやロロピアーナと同じ位有名でファンが多いブランドです。
アリストンを語る際に言われるのが生地自体の色や柄が特徴的という点です。
他のブランドでは出してこない絶妙な色使いはまさにイタリアの伊達男と呼べるほど魅力的であります。
私自身も大好きなブランドでこの秋冬でも初挑戦の色でスリーピースを仕立ててみました。
近々ご紹介したいと思います。
そしてもうおひと方は・・・
高校の同級生の戸田君がお仕立て上りのスリーピースを受け取りに来てくれました。
こちらはイギリスの名門『ハリソンズオブエジンバラ』の生地を使い、ピッチ2cmの幅広ストライプで大胆に仕上げてみました。
かなり大胆なストライプなので体が出来ていない人が着ると柄に負けてしまいます。
が、戸田君のように筋トレで体をしっかり鍛えていらっしゃるお客様にとっては大胆なストライプというのはとてもマッチする柄です。
体に沿わせた生地が体の凹凸に従って畝を作りますので、厚みのある胸や背中をより立体的に見せてくれるんです。
よく『スーツは肩で着る』と言われます。
肩〜胸の上部の筋肉がしっかりついている方にはこのようにカッコよくキマリます。
じつは私自身胸に厚みがない体なのでなんとかボリュームをアップさせて戸田君のような上半身を作ろうと筋トレ中です。
昨日も筋トレのやり方でひとしきり盛り上がりました(笑)
ちなみに戸田君は高校教師というレッキとしたカタギの人間ですので(笑)
スーツ姿をみてウチの奥さんが『体型も顔も整っててスゴいね〜』としきりに感心していました。
女性にも鍛えた体は魅力的なようです(笑)