スーツ
vol.347
おはようございます!
歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です
昨日は久しぶりに
旭川に行ってきました。
卸売りの商売をやっていた
時は毎月行っていたのですが
すっかりご無沙汰してました。
2軒ほど開業のご挨拶に
伺った後エクスマ同期生の
スケッチこと冨樫さんの
所にお邪魔しました。
エクスマとは←クリック
冨樫さんはJPを退職されて
独立、『伝わる販促の専門家』
として道内外で
活躍されています。
また同時に旭川市内で
『シェアオフィス&コワーキングスペース楽縁』
を運営されています。
昨日はその楽縁にお邪魔してきました。
楽縁の基本情報←クリック
冨樫さんのフェイスブック←クリック
冨樫さんのブログ←クリック
色々な話題に花を咲かせた後
お昼を食べに行きましたが
これがなかなかの
インパクトでした。
なんと!
とり天が6個も載ってました
ボリューム満点で
美味しく大満足でした
『これは人気あるだろうなぁ〜』
とおもいました。
私達はたまたま待たずに入店
出来ましたがお客さんが
続々とやってきてその後
入店待ちになっていました。
入るタイミングが
よかったです(笑)
また旭川に行くときには
寄りたいなと思いました。
お店のFacebook←クリック
さて昨日のブログを読んだ
友達から『バルサとマドリー』
どっちが好きなの?と
聞かれました。
その2チームなら
バルセロナかな〜
と答えました。
バルセロナはヨハンクライフ
が監督になって以来
一貫した『哲学』を
感じるのがステキだと
思っています。
クライフの哲学を
グアルディオラが引き継ぎ
ルイスエンリケもそれに
続きました。
小さな子供のチームから
トップチームまでが
同じサッカーを志向して
実践しているというのは
世界でもなかなかない
例だと思いますね。
バルセロナと言えば
『アスルグラナ』
スペイン語で『青とえんじ』
バルセロナのユニフォームの
カラーを指し、愛称としても
使われています。
さて実はオーダースーツの
世界にも『アスルグラナ』が
あるのはご存知でしょうか?
ゼニアのアスルグラナ
昨日2大巨頭の一角として
紹介した
『エルメネジルド・ゼニア』
世界のメンズ市場をリード
する圧倒的存在です。
そのゼニアの生地には
2つのラベルが存在
するのをご存知でしょうか?
ゼニアの赤ラベルと青ラベルの違い
ゼニア社のスーツ用生地は
800種類以上のものが
毎シーズン企画され
発表されています。
800種は人気の定番生地と
その年の流行を読んで
提案される新しい生地を
合わせたものです。
ただ、これらすべてが日本に
入ってくるわけでは
ないのです。
ゼニアのスーツ生地は、
既製品専用とオーダー専用に
分類されます。
既製品専用の生地が
オーダー用に使われることは
ありません。
またオーダー専用の生地が
既製品向けに使われること
もないのです。
ゼニア社には専門店で
売られる既製品と
テーラーで仕立てられる
オーダー服を
明確に区別するという
ポリシーがあり
生地のテリトリーは
はっきりと区切られています。
日本に入ってくる
オーダー専用の生地は
さらに、正規の輸入代理店
であるゼニアジャパンを
経たものと、そうでないもの
とに分かれます。
赤ラベルはゼニアジャパンの
正規ルートで日本に
輸入されたオーダースーツ
専用の生地にだけ
つけられるのです。
青ラベルはそれ以外の
既製品向けの生地
や別ルートで輸入された
オーダースーツ用生地
につけられます。
出展元:ゼニアスーツ研究所
こう書くと
『赤が本物で青が偽物』
のような捉えられ方をされる
場合がありますがもちろん
そうではありません。
既製品向けかオーダー向けか
輸入ルートが
正規かそれ以外かの
違いはあるものの
生地の品質面では
赤ラベルも青ラベルも
イタリアのゼニアの基準に沿って
合格点が与えられた
上質な生地の証拠です。
どちらもイタリアのゼニアが
生産した生地ですから
青ラベルと赤ラベルに
どちらが優るといった
品質の違いはありません。
ゼニアの生地を選ぶ際に
ちょっと覚えておいて
頂けると使える
豆知識でした。