オススメ
vol.365
こんにちは!
歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
昨日は
『第5回蔵元と語らう小樽の会』
が開催されました。
この『蔵元と語らう小樽の会』
というのは小樽の
『居酒屋わか松』に集う酔っ払い
がノリと勢いで始めた
お酒の会です。
素人ばかりの集まりなので
ちゃんとやれるのか最初は
不安でしたが酔っ払い特有の
ポジティブシンキング
『なんとかなるさ』の精神で
毎年乗り切り今回で
5年連続5回目の
開催となりました。
『BY』というのは
『Brewery Year』の
略で『醸造年度』のことです。
日本酒の年度は
7月1日〜6月30日のことを
指します。
ですので28BYは
平成28年7月1日〜
平成29年6月30日の
間に醸造された
お酒ということになります。
蔵元さん曰くこの28BYは
『実験のお酒』という事でしたが
とても美味しかったです。
もちろん市販されて
いない貴重なお酒です。
昭和9年(1934)創業。
「雑賀」の酒名は戦国時代に主君
を持たない鉄砲隊として
その名を轟かせ,歴史上で異彩
を放つ「雑賀衆」を遠祖とする
ことから付けられた。
蔵のテーマは,
「より良い酸を食卓へ」と
「主原料からの一貫造り」の二つ。
食酢・日本酒・梅酒を醸している。
また社長の雑賀氏は
元プロボクサーという異色の
経歴の持ち主。
引退して20年以上が経つが
いまだに体脂肪率一桁の
シャープな体つきを誇る
ストイックな蔵元。
明治38年(1905)創業
「美丈夫」の酒名は
土佐の英雄・坂本龍馬の
イメージから付けられた。
《とにかく,美味い酒が作りたい》
という信念の元に,吟醸酒に
取り組み20年前に
造り出された。
土佐酒のイメージである
淡麗辛口にとらわれない
味わいを生んでいる。
小規模な蔵だからこそ
できる酒造りにこだわり
一つ一つの基本工程を
丁寧にこなす。
仕込み量を小さくして
醪の温度管理を徹底し
酒質の向上を図る。
総ての酒を低温管理下に置き
品質向上に余念がない。
はせがわ酒店長谷川浩一社長来樽
今回一番のサプライズは
『はせがわ酒店』の長谷川浩一
社長が会にいらしたこと。
先週の打ち合わせで
長谷川社長がいらっしゃる
ことを聞いてさすがに
ビックリしました(笑)
日本酒飲みからすると
『長谷川浩一』という名前は
かなりインパクトがあります。
日本酒販売店というジャンル
を遥かに超えて近年は
ヨーロッパに日本酒を
広めようと活動されています。
2012年のロンドン五輪
期間中にも中田英寿さんが
提案した日本酒バーに賛同し
そちらで五輪期間中案内人と
して働いてらっしゃいました。
社長のお話では15年後には
日本酒消費量は間違いなく
ヨーロッパに抜かれるだろう
ということでした。
今ではかなり広まって
いるようですね。
昔『醸し人九平次』がパリの
三つ星レストランに
オンリストされた時には
かなり話題になりましたが
それも隔世の感がありますね。
なんかそういうことも
普通になってきましたね。
また来年もお楽しみに!