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スーツ

背広の語源

vol.385



こんにちは!
歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



先日あるネットニュースを
見つけました



『飛行機の客室乗務員、スチュワーデスと呼ばなくなったわけ』




昔は海外でも女性客室乗務員
を「スチュワーデス」と
呼んでいましたが今はこの
呼び方は使われていません



「スチュワーデス」が使われなくなったのは
男性客室乗務員の総称であった
「スチュワード」という言葉に関わります



この言葉は語源に差別的な要素が
含まれるという見方があること
(諸説あり)



また「スチュワーデス」はその女性形で
「性差別用語」であるとして
差別の是正が世界的に叫ばれる中
で使われなくなっていきました



JAL(日本航空)では1996年9月まで
ANA(全日本空輸)では1987年まで
「スチュワーデス」という呼称が
使用されていたそうです



現在航空各社では「客室乗務員」
という呼び方が一番多いものの

「キャビンクルー」
「フライトアテンダント」
「キャビンアテンダント」

なども使用されています


出展元:乗りものニュース



「スチュワーデス」と呼ばなく
なったなぁとは思ってましたが
JALでは22年前から
ANAでは31年前
から呼ばなくなっていたとは
知りませんでした!



31年前って私中学生
なんですけど(笑)
そんな昔からだったとは!
なんとなくここ15年くらい
だと思ってました(笑)






昔は使ってたけど今は使わない
言葉って何がありますかね?



「ズボン」「アベック」「ジーパン」
・・・あたりかな?



仕事で真っ先に思い浮かぶ
のが「背広」ですね



背広の語源について



うちの母親はいまだに「背広」
といいますが他の人からは
聞いたことありません(笑)



この「背広」という言葉
語源は特定されていませんが
西洋に由来する4つの説が
存在しているようです




1.背筋に縫い目がなく、背幅がゆったりとした仕上げだったから


2.ロンドンの高級紳士服店街「サヴィル・ロウ(Savile row)」が訛った


3.日本に滞在していた西洋人が礼服に対して呼んでいた「市民服、シビル・コート(civil coat)」が訛った



4.上質な羊毛の産地であるスコットランドの「チェビオットヒル(Cheviot hill)」が訛った




1.背幅がゆったり説


「背広」の背中に当たる部分には
「背縫い」と呼ばれる縫い目が
ありますが「背広」が日本に
紹介されたばかりの頃は
「背縫い」がありませんでした



「背縫い」がなく一枚の生地で

背中に当たる部分が作られると
背中がゆったりとした
仕上がりになるのだそうです



背中が広く見える仕上がりだから
「背広」
と呼ばれるようになった
というのが「背幅ゆったり説」です



2.サヴィル・ロウ説


オーダーメイド紳士服店の老舗
の名店が軒を連ねている
ロンドン中心部の街
サヴィル・ロウ(Savile row)



この街の地名が現代以上に英語に
不慣れだった当時の日本人の
日本語訛りで変化し「背広」
なったのが「サヴィル・ロウ説」です



3.シビル・コート説


シビル・コート(civil coat)とは
日本語に訳すと「市民服」


19世紀末の華やかなデザイン
だった軍服や、イブニング・コート
などの礼服に対して、庶民が着用
する服として日本に滞在していた
西洋人が愛用していたのだそうです



2の「サヴィル・ロウ説」と同様に
シビル・コートが日本語訛りで
変化し「背広」になったというのが
「シビル・コート説」です



4.チェビオット・ヒル説



この説も日本語訛りが由来です



スコットランド地方で飼育
されている羊の一種で
上質な羊毛をとれることで
知られる「チェビオット種」


また、その羊の放牧で知られる
チェビオットヒルという地名


「チェビオット」の日本語訛り
が変化したとも言われています



出展元:言葉の救急箱



いかがでしょう?


なんとなくどれもそれっぽいし
どれもウソっぽくないですか?(笑)



結局語源はハッキリしない
そうなのでご自分の好きなもの
を忘年会の席などで豆知識として
ご披露ください
責任はとりませんので悪しからず(笑)

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