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マラソン

全日本大学駅伝

vol.387



こんにちは!

歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!




昨日は朝から札幌へカットを
しに行ってきました



8週間ぶりだったのでちょっと
間が空きました



『わざわざ札幌に行かなくても
小樽にも美容室いっぱい
あるでしょ』とよく言われる
のですが、場所じゃなく人で
選んでいるので仕方ないです(笑)



もう今の方にお願いして12年に
なりますが、仮に旭川にお店
出店したら旭川に通うと思う



ただ髪を切ってもらうだけでなく
様々な気づきや縁を頂いてきた



今後もこの縁を大切にしたいと
思う今日この頃です



全日本大学駅伝



日曜日『第50回全日本大学駅伝』
が開催されました



10月の出雲駅伝
正月の箱根駅伝と並んで
『大学3大駅伝』と呼ばれています



人気・知名度では圧倒的に
箱根駅伝ですが、箱根駅伝は
関東ローカルの大会なので
この『全日本大学駅伝』
真の大学日本一決定戦と
言われています



この全日本大学駅伝は
熱田神宮をスタート地点とし
伊勢神宮をゴール地点とする
全8区間計106.8km
を走る駅伝です



全区間が20kmを超える
箱根駅伝と違い最短は9.5km
最長は19.7kmと変化に富んだ
駅伝となっています



それゆえ選手層の厚さが
カギとなります



青山学院、東洋、東海の争いと
言われていましたが、結果は10月
の出雲に続き青山学院が優勝
駅伝3冠に王手をかけました



6区までは東海大学に先行
されていましたが、7区で11秒差を
逆転し8区にタスキを渡す時には
東海大学に1分58秒もの大差を
つけていました



終わってみれば8区でも
東海大学に差をつけ2位に
2分20秒の大差で圧勝



圧倒的な選手層


戦前青山学院大学の原監督が
『2チーム出したいなぁ〜
両方5位に入ると思うよ』と
仰ってました(笑)



得意のリップサービスかと
思いましたがその言葉がウソ
ではないと思わされるような
選手層の厚さを見せつけた
勝利となりました



特に凄かったのが5区、6区の
『ダブル吉田』の連続区間賞



メンバー表を見た時に1〜4区と
7,8区は経験豊富な選手たちでした



しかし5区の吉田祐也選手は
大学駅伝初出走
6区の吉田圭太選手も先月の
出雲に続いて2回目の駅伝と
この2区間はフレッシュな
選手起用でした



それがここで連続区間賞
とは恐れ入りました


ここが青山の強さですね



無名の選手でもキッチリと
結果を残してくる



選手の力・度胸も素晴らしい
ですが監督の眼力もスゴい



6区終了時点で東海大学に
11秒差まで詰めたところで
青山学院大学の勝利は
濃厚になりました



7区は駅伝では外さない
箱根駅伝花の2区区間賞の
森田選手でしたから



8区梶谷選手の激走



しかし今回最も印象に残った
のは『ダブル吉田』の
連続区間賞ではありません



8区梶谷選手の激走です



梶谷選手が森田選手からタスキ
を受けた時は2位とは
1分58秒もの大差が
ついていました



距離にすると700mくらいです



これだけ差がついてしまうと
故障や脱水症状を起こすなどの
トラブルが起きない限り
逆転されるというのは
ちょっと考えられません



通常先頭の選手は安全策を
とってゆったりと入って
途中から上げていくという
走り方をします



実際原監督の指示も
『抑えていけ!
残り5kmで上げていけ』という
指示でした



それが最初の5kmを14分13秒
という歴代でもトップ10に
入るほどのツッコミ!!



さすがに原監督も
『オーバーペースじゃないか⁈』
と焦ったそうです(笑)



が梶谷選手本人は

「無視しちゃった形です(笑)
自分の考えで走ってしまいました。

前半で突っ込めば相手が戦意
を喪失するかなと
気持ちを折ろうと

スローで入り、詰められたら
相手に元気が出てしまう」

と堂々と指示を無視したことを
語りました(笑)

激走の梶谷選手

私の勝手な想像ですが
梶谷選手は賭けに出たん
じゃないかと思ってます



2年生の時に箱根1区を
区間4位で走り華々しく
大学駅伝デビュー



が3年生の昨年は不振
に悩みました



出雲は1区で脱水症状を
起こし区間8位と出遅れ
優勝を逃す原因に



全日本では3区4位と
好走したものの続く
箱根では4区で9位とブレーキに
なってしまい往路優勝を東洋に
譲ってしまいました



4年生になった今年は復調し
春先の学生ハーフマラソンで
優勝したものの
出雲は出場できず



箱根に出場するには全日本で
好走する必要がある



でもタスキもらった時は
後続とすでに2分もの差が
ついておりほぼ勝負あり



誰が走ってもそう変わりない状況



監督の指示通り安全策の走りで
優勝しても箱根には繋がらない



ならばツッコんでいって最後まで
粘り切れるところを見せて
やろうと思ったのではないかと



『指示はするけど最後は
自分で考えて決めなさい』
というのを原監督は言います



単独走の難しい状況で粘りきり
区間3位は立派な成績



箱根も当確でしょう



暑さに強い方ではないので
1区か7区でしょうか?



箱根駅伝まで残り57日
史上初の2度目の3冠濃厚
ですが、どこか青山を止める
大学は出てくるのでしょうか?



















































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