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日記

時代とともにスーツの形も変わります

vol.441



歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



昨晩は高校サッカー部の同期
とひとつ下の世代が集まって
合同で忘年会



卒業以来28年ぶりに会う
メンバーもいて大変懐かしく
楽しい時間を過ごせました

全員で集合写真


盛り上がったのが同期の
マネージャー歩ちゃんが
持ってきた『テレホンカード』



当時チームの集合写真を
テレホンカードにしてくれる
サービスがあったんです
もちろん有料ですが



昨日カードをみて思い出しました



私も作った記憶があるのですが
とっくに使ってしまいました(笑)


高校サッカー選手権北海道予選
国体小樽市選抜チーム

インターハイ北海道予選


3枚もありました
それにしても
テレホンカードとは・・・



時代を感じますね(笑)



時代を感じるスーツと言えば



今から30年ほど前の
私が高校生だった時の
1980年代のスーツといえば・・・





今では考えられませんが写真
のような『ソフトスーツ』
言われるスーツが流行した
時代でした



ソフトスーツ


オーバーサイズ気味に作られた
ルーズシルエットが特徴的な
スーツの総称



1980年代に流行したアルマーニ
を代表するデザイナーズブランド
のスーツシルエットに見られました


オーダースーツでもこの当時
仕立てるスーツ寸法は通常の
寸法から肩幅でも5センチ程度
オーバーサイズで仕立てていました



それに合わせてウエスト
周りもゆったりめ



肩先が落ちてしまわないように
大きめの肩パッドが入れられて

いるのも大きな特徴



パンツは、ゆったりしたジャケットに
合うように、
タック入りの2タックが
基本で、ワタリ巾も広め



中にはタックが3本入った
3タックパンツでのご注文を

いただくこともありました



ソフトスーツが作られた当時
のスーツの色はバブル期の
時代を象徴していました



今では考えられませんが
ピンクやパープルなどの
バステルカラーなども多く
取り入れられていました



シングル2つボタンスーツのほか

ゆったりめのシルエットとなる
シングル3つボタン2つ掛け



今考えるとただだらしない
だけに見えるダブルジャケットの
前釦を外すよりルーズな
着こなしをする
ビジネスマンも
見られました


出典元:pitty savile row



時代を感じますね(笑)



パステルカラーのスーツを
ビジネスで着るとか
ダブルの前ボタンを
外して着るとかは現在では
考えられません



また肩幅を大きく見せるのに
大きめの肩パッドを入れる
というのも現在ではありません



SARTORIA FISTYでは



弊店でお仕立てするスーツは
『ジャストサイズ』です



大きめにお仕立てする
ということはありません



また弊店の特徴は『ナポリ仕立て』



『ナポリ仕立て』の特徴は肩パッドを
使わない『ナチュラルショルダー』



なで肩の方によく似合う
ジャケットです



『なで肩でスーツが似合わない』
という方がいらっしゃいます



違います



『なで肩』で似合わないのではなく
『なで肩に合う形』ではないから
似合わないのです

中田勝様


ピッタリの肩幅に肩パッドを
入れないナチュラルショルダー



なで肩の中田様に
よくお似合いです



その方の体型にあった形の
スーツをオススメ出来るのが
オーダーメイドの特徴です



『いまいちスーツ姿がしっくりこない』

『なんかスーツが似合わない気がする』

というお客様



ぜひ弊店にお問い合わせください



お待ちしております!







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