ブログ

マラソン

第95回箱根駅伝復路

vol.445



歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



昨日に続いて今朝8時から
第95回箱根駅伝復路が
行われました


昨日の往路結果


往路は東洋大学が往路新記録
で2年連続の優勝



東海大学も往路新記録
で1分30秒差の2位



大本命と思われた青山学院大学
は4区、5区が連続ブレーキで
まさかの6位!



しかもトップ東洋との差が5分半と
逆転にはかなり厳しい数字



山下りの6区



東洋は今西選手が58分12秒の
歴代3位の好記録で好スタート



しかし東海は中島選手が
58分6秒とこれも好記録で
東洋との差を6秒縮める



それをさらに上回ったのが
3年連続6区を走り
2位-2位-1位の好記録を
残している青山学院大学
の小野田選手



4年連続の山下りはなんと
57分57秒の区間新記録
トップ東洋との差を15秒詰めました



キーになると言われていた7区



東洋は主将の小笹選手



東海は昨年2区を走った
実力者の阪口選手



力通りに阪口選手は小笹選手
を追い詰め8区の中継点では
4秒差にまで迫りました



だがまたも区間賞は
青山学院大学の林選手



昨年設楽悠太選手の区間記録を
更新した林選手は昨年の記録
にあと2秒に迫る快走



東洋・東海との差をさらに詰めました



まさかの8区



過去3年は青山学院大学の
下田選手が3年連続区間賞で
快走し、この区間で勝負が
決まっていました



が、まさか今年もこの区間が
そんなに重要になるとは・・・



驚きの快走を見せたのは
東海大学の小松選手






この小松選手がなんと22年
ぶりの区間新記録の大快走!



8区の区間記録は箱根駅伝でも
最も長い22年間破られていない
区間記録でした



その大記録をまさか3大駅伝
初出走の選手が破るとは!



全くの想定外
これを予想できた人がいたでしょうか⁉︎



こういう予想外のことが
あるから面白いですね



小松選手は東洋に50秒の差を
つけて9区の湊谷主将に
タスキを繋ぎました



勝負決定の9区



東海の9区は湊谷選手
全日本大学駅伝では7区の
キャプテン対決で青山学院大学
の森田選手に力負けし優勝を
逃す原因となってしまいました



が、この日は50秒空いている
こともあり安定感のある走り



東洋の中村選手が区間19位と
大ブレーキだったこともあり
10区に繋ぐときには2分半以上の
大差が付いていました



安定巡航の10区



9区までで勝負が決まったこと
もあり10区は無風



東海の郡司選手はゆったりと
歩を進め喜びをかみしめている感じ



結局そのままゴール



東海大学が46回目の出場で
悲願の初優勝を飾りました



結果






総合優勝は東海大学

準優勝は青山学院大学

3位は東洋大学



今大会では

往路優勝が東洋大学

復路優勝が青山学院大学

総合優勝が東海大学

と往・復・総全てがバラバラという
1982年以来の結果となりました



それだけ混戦だったという
ことだと思います



黄金世代と言われる東海大学の
3年生は来年も大量に残ります



来年は東海大学が本命として
箱根駅伝を迎えることに
なるでしょう



追われる立場になった東海大学が
青山学院大学や東洋大学を
どう迎え撃つのか



今から来年のお正月が楽しみです

Copyright(c) SARTORIA FISTY. All Rights Reserved.