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葬儀にローファーはありか?

vol.457



歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!


昨晩はお世話になっている
先輩のご尊父様のお通夜でした


たくさんの方がお参りに
いらっしゃってましたが
職業柄どうしても男性の
足元が気になりました


何が気になったのかといいますと
『ローファー』を履いている
男性がちらほらいらしたからです


ローファーはカジュアル靴

ローファー



ローファー(loafer)とはもともと
怠け者という意味で、ヒモを用いずに
脱ぎ履きができるスリッポン
のことをいいます


靴ヒモを結ぶ必要がないので
気軽に脱いだり履いたりでき
運動性にも優れています


靴を脱いで家に上がる日本
にはとても向いている
ローファーですが『カジュアル』
な靴であり、『フォーマル』な場面で
使用する靴ではありません


当然葬儀ではフォーマルな
服装が求められます


フォーマルな格好に
ローファーはマナー違反です


ローファーを葬儀で履いて
いいのは学生のみです


ではどういう靴を履くべき
なのでしょうか?


フォーマルにはストレートチップ


ストレートチップ



フォーマルなシーンに最も
適しているのは、つま先に
横一文字のラインが入った
ストレートチップ


靴ヒモが内側に向かって通され
ている内羽根式の靴が適しています


また、つま先に何も飾りがない
プレーントゥの靴も適しています


プレーントゥ



ビジネスでは、つま先が
Uチップやウィングチップ
になっている靴がよく
履かれています


Uチップ



ウイングチップ




しかし、葬儀の場では避けた
ほうがいいと言えます


金具がついている革靴もNGです


靴ひもを通す穴に金具の装飾
が施されている靴も
カジュアル寄りのデザインに
なりますので、避けたほうが
いいと思います



葬儀で履くのは

『ストレートチップ』
または
『プレーントゥ』

と覚えていただければ
と思います

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