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背の低い人のスーツ着こなし術

vol.491


歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!


武豊約1年2ヶ月ぶりG1勝利!





2月17日行われた
第36回フェブラリーステークス
武豊騎手騎乗の1番人気インティが
押し切って勝利


未勝利戦から破竹の7連勝で
新ダート王の座を射止めた



勝利に導いた武豊騎手は
2017年有馬記念をキタサンブラック
で勝って以来約1年2カ月ぶりの
GI勝ちで、自身が持つ
フェブラリーS最多勝記録
を更新する5勝目


競馬に詳しくない私でも
さすがに武豊さんのことは
知っています


武豊さんは『利きビール』大会で
優勝するほどのビール好き


ただジョッキーという職業には
『減量』がつきものですから
そこは気をつけているようです


有名な話の一つに

『時計を振ると体重がわかる』

というものがあります


左腕につけているタグホイヤーを
振った時の感じで100g単位
体重が分かるそうです


日々の体重管理もここまで
行くと究極ですね


騎手の平均身長と体重


騎手学校に入学する際体重制限は
45kgと決まっているそう
ですが身長制限はないようです


調べてみるとリーディング
上位で活躍されている
ジョッキーは160cm前後
が多いようです


騎乗するには厳しい体重制限
があるので必然的にジョッキー
の身長も低くなるんですね


背が低いから似合わないのではありません


「背が低いからスーツが似合わない」


よく聞くセリフです
でもそんなことありません

トムクルーズ


『トップ・ガン』
『ミッション・インポシブル』

などでおなじみの
トムクルーズさんは168cm

アルパチーノ


『ゴッドファーザー』で有名な
イタリアの名優アル・パチーノさん
彼も168cmです


おふたかたとも身長が低い
ですが抜群のカッコよさです


もちろんスタイリストさん
の力も大きいのですが
背が低いなら低いなりの
スーツの着方があります


今日はそのポイントをお伝えします


背が低い人のスーツ着こなし術


私も166cmと身長が低いですが
それを伝えると

『あ、意外に小さいんですね
もっと大きいと思ってました』

とよく言われます


私が身長をカバーするために
やっているのは次の3つ


①スリーピースを活用する

②ジャストサイズで着丈を短め

③パンツの裾を短め



①スリーピースの活用




スリーピースの魅力は
なんと言っても
ジャケット・ベスト・パンツの一体感


そしてパンツとベストの境界を
あいまいにすることで目線を
上に持って行きます


こうするとジャケットのくびれ
部分が腰の位置のように見え
結果的に足が長く見える
という効果があります



②ジャストサイズで着丈を短め

ビフォー

アフター



一目でビフォーはおかしいと
お分かりですよね?


これは極端な例としても
ほとんどの方は大きいサイズ
のスーツを着ています


そして身長の低い方は大きく
見せようと大きめのサイズを
選びがちです


逆です


身長の低い人ほどキチンとした
サイズ感のスーツを選びましょう
そしてジャケットの着丈を
少し短めに(1cm〜2cm)


それだけでもかなり変わります


③パンツの裾は短め




足を長く見せようとパンツの
裾を長くするのは間違いです


裾のダブつきが逆に
足を短く見せてしまいます


パンツの裾が軽く靴の甲に当たる
『ハーフブレイク』で足元をすっきり
させた方がスラリと見えます

ハーフブレイク

以上が私が心がけている
着こなしのポイントです


参考になれば幸いです























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