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『ハリソンズオブエジンバラ』ジェームス社長来店

vol.500


歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!


英国から来日中の
『HARRISONS OF EDINBURGH』
ジェームス社長が来店下さいました

ジェームス社長オススメの『FRONTIER』

HARRISONS OF EDINBURGHとは


1863年、後のエジンバラ市長 
サー・ジョージ・ハリソンによって
創設された名門マーチャント
(服地卸商)
ハリソンズ オブ エジンバラ


トレードマークの赤いバンチで
展開されるその高品質かつ
豊富な服地コレクションは
多くの名門テーラーや
オーダーサロンで取り扱われ
欧州の王侯貴族をはじめとした
世界中のVIPから愛されてきました


「最上級の原毛のみが、最高級の
服地を作り上げる」という哲学
のもと、最上の原毛のみを使用し
仕上げに至るまで全ての工程
に於いて妥協を排して生み
出される服地の数々は、実際に
縫製に携わるプロフェッショナル達
から絶対的な信頼を寄せられています


これは、最上の原毛を用いて
しっかりとした打ち込みで
織り上げられている
ハリソンズ服地が、しなやかで
エレガントな風合いを持ちながら
アイロンでクセをつけやすく
仕立て映えする特徴を持つ事が
高く評価されているからに他なりません


プロも絶賛する高いクオリティーは
ハリソンズ オブ エジンバラの
誇りなのです


出典元:マルキシ(株)HP


社長は今回で20回目の来日
北海道は4年ぶりということです

『イギリスから最も遠い取引先に
来たよ』と笑ってらっしゃいました


弊店ではイタリア生地と
イギリス生地を中心に
お取り扱いしています


一般に両国の生地は

イタリア『柔らかい』

イギリス『ハリがある』


という言われ方をします


ジェームス社長にも
両国の生地の違いを
お聞きしましたら

イタリア『soft&sexy』

イギリス『strong』

と教えてくださいました



イギリス人から見ても
イタリアの生地はやはり
色気があるようです


『全く別物なのでお客様の
ご希望に応じて使い分けて
ください』

とアドバイスを頂きました





ハリソンズの本社がある
エクセターはロンドンから
西に2時間くらいの場所に
あります






エクセターは人口12万4千人
くらいの小さな街です


小樽市が11万6千人なので
似たような規模の街ですね


イングランド南部の名門
『エクセター大学』が有名です


雑談の中で、私がアーセナルの
サポーターでロンドンに何度か
行ったことがあると伝えると
いきなり『NO〜』と顔を
しかめてらっしゃいました


お聞きしたら社長は
マンチェスターユナイテッド
のサポーターとのこと


一瞬険悪な雰囲気になりました
(ウソです)


今でこそ両チームにはあまり
ライバル関係はありませんが
私が観に行っていた当時は
ユナイテッド戦と言うと
いつも揉めていました


中でも両チームのキャプテン
アーセナルのビエラと
ユナイテッドのキーンの争いは
ハラハラしながらも
毎回楽しみにしていました


ジェームス社長とそんな
懐かしい話に花が咲きました


ハリソンズオブエジンバラ
には20冊以上のバンチ(生地見本帳)
があります


社長にオススメをお聞き
したら間髪入れずに
『FRONTIER』
『FINE CLASSICS』
をあげられました


『FROTIER』は300g/mで
『春夏秋』の3シーズン


『FINE CLASSICS』は370g/mで
『秋冬春』の3シーズン


用としてぴったりだと思うと
力説されていました


『300g/m』とは
生地1mあたり300g
という意味です



スーツは一般的に3.2mの生地を
使用しますので生地の重さで1kg弱
芯地その他副資材を含めると
1.3kgくらいになります


イギリスらしい重厚感のある
『strong』な生地ということが
言えると思います


これくらいしっかりした生地だと
シワの戻りも早いので、出張の
多いビジネスマンにオススメです




左『FINE CLASSICS』
右『FRONTIER』

FINE CLASSICS
FRONTIER

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