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シャツ

ロンドンストライプとクレリック

vol.508


歴史とロマンの街小樽の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!


昨日お仕立て上がりのシャツの
お引取りにお客様が来店
くださいました


前回は『白無地』と『サックス無地』
をお仕立て頂きましたので
今回は『ロンドンストライプ』を
オススメしました

お仕立て頂いたシャツ


ロンドンストライプとは・・・


英国のファブリックメーカーや

シャツメーカーでは、定番柄
として昔から展開されている
非常にクラシックな柄で広く
愛されているストライプです



定義としては

【ベースとなる白地と縞が
均等な幅で、その幅が
5mm〜10mmのもの】

となります


ですが日本では5ミリ以下の
ものも、ストライプの幅が均等
であれば総称して

『ロンドンストライプ』

と呼ばれています



印象としては3mm幅の
細めものが多いです

3mm幅

 


私はドレスシャツ
(タイをするシャツのこと)では
『白』か『サックス』しか着ません


クラシックスタイルの
シャツはこの2色が定番
だからです


唯一柄物で着るのがこの
『ロンドンストライプ』です


やはりクラシックスタイル
の定番だからです


ちなみに『ロンドンストライプ』
というのは和製英語

英米では
『ブロックスストライプ』
または『ブロックストライプ』
と呼ばれています


ウソかホントかロンドンの
紳士が着ていたストライプ
だから『ロンドンストライプ』
らしいです(笑)


今回お仕立て頂いたのは
7mm幅です


これ以上の10mm幅になると
『太っ!』となりかなり
大胆な印象になります


さらに今回は『クレリック』に致しました



クレリックとは・・・



衿とカフスの部分は白無地の
生地を、身頃や袖の部分には
色柄物の生地を用いたシャツ


1920年代にイギリスで流行
英国王室でも愛用された


「クレリック」とはもともと牧師
聖職者を意味する言葉で
牧師が着ていた白い立ち衿の
僧服に似ていたことから
この名がついた



クレリックシャツは非常に
クラシックかつドレッシー
な装いとなります


見頃はストライプでも
↓のように無地でも上品に
決まります


サックスのクレリックは定番です


ちなみに今日の私のシャツは
クレリックではない
ロンドンストライプです



ネイビーチョークストライプスリーピース
ネイビーロンドンストライプシャツ
パープルペイズリータイ

と全てが柄物です(笑)




オススメです!オーダーシャツ


ご覧いただきましたように
弊店ではスーツの他に
シャツのオーダーも
承っております


キチンと採寸してお仕立てした
シャツは、ジャケットの中で
ゴワつきませんし、非常に
着心地がいいものです


また直接肌に触れるものですから
弊店でお取り扱いしているのは
天然素材のコットン100%
のもののみです


既製品では味わえない着心地
と、フィット感をぜひ味わって
頂ければと思います!


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から
どうぞ!



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