マラソン
vol.552
アスリート専門の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『アスリートの装いの"不"を解決』
この想いで今日も仕事に臨みます!
オリンピック入場券5月9日から受付開始
2020年東京五輪・パラリンピック
組織委員会は18日、五輪入場券の
販売方法を発表した
大型連休明けの5月9日午前10時
からインターネット上の
公式チケット販売サイトで
抽選申し込みの受け付けを
開始する
期間は同28日午後11時59分までで
抽選結果は6月20日に公表する
東京オリンピック公式
チケット販売サイト◀︎クリック
1人当たり第1希望、第2希望を
各30枚まで申し込むことができ
当選枚数は最大30枚となる
購入にはまずネット上でID登録を
済ませ入場券の種類、席種
枚数を申し込む
16日には競技日程も発表
になりました
競技スケジュール一覧◀︎クリック
個人的に注目の男子マラソン
は8月9日東京五輪最終日の
午前6時スタートに決定しました
当初は午前7時スタート予定
でしたが気温を考慮し
少しでも涼しい状態をという
ことで6時スタートになった
ようです
谷口浩美さんが優勝した
1991年の世界陸上東京大会
もスタートは午前6時でした
おそらく今回も6時に
変更になると言われて
おりましたが、その通り
になりました
なぜ駅伝やマラソンは冬に開催されるのか?
『どうしてそんなに朝早く
からスタートするの?』
と思われる方もいらっしゃる
かもしれません
マラソンは『冬のスポーツ』
ですので基本的に夏は
シーズンオフです
真夏の8月に開催される
『北海道マラソン』
はあくまでも例外です
『そういえば駅伝とかマラソン
って冬にやってるよね
なんで夏にやらないの?』
という疑問をもたれた方も
いらっしゃるかもしれません
駅伝やマラソンを冬に開催する
最も大きな理由は
『脱水症状』対策です
マラソンなどの持久力系の
運動では、動くことによって
体の筋肉の収縮が続き
熱を作ります
その熱に対して体は汗をかきます
しかし暑い時期は外気温の方が
汗に影響しやすく、冬場の
半分程度の運動でも脱水症状
を招くと言われています
比較的緩やかな運動である
マラソンで、最も多い障害
が脱水症状です
そのため気温の低い冬場に
行われることが圧倒的に
多くなっているのです
湿度を味方につけて
↑の図は過去10年の8月9日の
東京の最高気温と最低気温です
午前6時の気温はだいたい
最低気温プラス3℃と
言われています
そう考えると一番低かった
2012年でも午前6時で
25.9℃あります
東京のような高温多湿の
気候はランナーにとっては
非常にツライです
そのような気候条件では
心拍数が上がってしまい
ペースを上げることは
難しくなります
①気温が高ければ、運動時の
心拍数が高くなる
②気温が高いと、心拍数の上昇率が
大きく、結果長時間の運動が
難しくなる(バテやすい)
③逆に、気温が低いと、心拍数の
上昇率が小さく、長時間の
運動をしやすい
④運動時の水分補給を
しっかり行えば、体温の上昇を
抑えられ、結果心拍数の増加
をいくらか抑えられる
本番の8月9日に気温が低く
なることは考えづらいですから
④の水分補給を効率的に行い
心拍数の上昇を防ぐことが
とても大切になってきます
カラッとした暑さには強い
アフリカ勢ですが、ジンワリ
と湿度の高い暑さには弱い
という側面があります
1991年の世界陸上東京大会で
銀メダルだったジブチ共和国
の選手は
『東京はアフリカより暑い』
という名言(迷言)を残しました
単純に気温だけを比べれば
アフリカの方が暑いです
湿度を伴ったジンワリとした
暑さはやはり苦手なよう
冬のマラソンではアフリカ勢
に勝つイメージは湧きませんが
高温多湿の東京は何が
起こるか分かりません
誰が五輪の代表選手に
なるか分かりませんが
本番で活躍するカギは
『湿度を味方』
にすることになると思います
MGC終了後『湿度対策』を講じて
本番での活躍を期待したいと
思います
高温多湿の夏向き生地
今の本州の夏は殺人的な暑さです
クールビズ全盛でスーツを
着なくてもいい場面が
増えているのも頷けます
しかしそうは言っても大切な
商談の場や畏まった席では
スーツという場面もまだまだ
多いです
そんな時のために少しでも
涼しく快適に過ごせる夏向き
の生地をご紹介します
トロピカル
ウールを主原料とし、平織り
(タテ糸とヨコ糸を交互に交差
させる織り方)で織られた軽く
さらっとした手触りの生地
かつてイギリスが熱帯地域向け
に輸出していたことが名前の由来
ポーラ(フレスコ)
ウールが主原料、3プライ
(3本の細い糸を撚り合わせて
1本にする)の糸を使って平織り
で織られた生地
トロピカルよりも目が粗く
ザラッとした手触り
米国ではポーラと呼ばれているが
英国ではフレスコとも呼ばれる
リネン
亜麻を主原料にした生地
吸水、発散、発色に優れた生地で
着用時にひんやりとした着心地
シワになりやすい
アイルランドで織られたものは
アイリッシュリネンと呼ばれ
重宝され価格も高い
メッシュ
主原料はウールなど
網目状に編まれた生地で
目が粗く通気性の高い生地
透け感があり見た目にも
清涼感もある
強く織られているため、反発力
がありシワになりにくい
コットン
衣類で最も多く使用されている
素材であり、織り方の
バリエーションもさまざまある
丈夫で吸水性に富むが
シワになりやすい
春夏物では薄手生地
秋冬物では厚手生地と
シーズン問わず使用される
これらの生地を使用して少し
でも快適な夏を過ごせるように
工夫して頂ければと思います
実際に生地に触れてみたいと
いうお客様は、お気軽に
お問い合わせください
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