靴
vol.583
アスリート専門の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『アスリートの"不"を解決』
この想いで今日も仕事に臨みます!
関東は昼過ぎにかけて大雨警戒
寒冷前線の影響で、関東地方は
昼過ぎにかけて大雨のおそれ
土砂災害、河川の増水や氾濫
低地の浸水、落雷、突風
海上は夜のはじめにかけ大しけ
予想雨量は、この先24時間で
多い所で関東南部で180ミリ
関東北部では100ミリです
土砂災害や低い土地の浸水
河川の増水や氾濫に警戒
注意するとともに
落雷や突風、ひょうにも
ご注意下さい
関東地方は昼過ぎから
大荒れの天気となるようです
十分ご注意ください!
小樽も今週では今日が唯一の雨
多くの小学校では今週土曜日
が運動会ですが、明日からは
雨の心配はなさそうなので
土曜日には子供達の
元気な姿が見られそうです
梅雨時の雨の日にオススメの革靴
雨の日は革靴に
困るという声をよく聞きます
そんな日の私のオススメは
『スエード』
と言うと十中八九
『スエード⁈シミませんか?』
という反応が返ってきます
『スエードはしっかりと
防水スプレーをすれば
スムースレザーよりずっと
撥水効果があるんですよ
あとソール(底)は革ではなく
ダイナイトソールなどの
ラバーソールにすれば
完璧です』
とお伝えしています
『そうなんですか・・・
昔からスエードはしみる
から雨の日には
向かないと思ってました』
はい、私も思ってました(笑)
なぜスエードが向いているのか
私が中学生くらいの頃
今から30数年前は
スエードは水が染み込んで
シミになるので
雨の日は絶対NGだと
言われていました
お手入れもそっと汚れを
消しゴムで落とすくらい
しかない、デリケートな
靴だったと記憶しています
しかし、専用ブラシと
防水スプレーが登場
してから、一気に状況は
変わりました
専用ブラシで汚れを落とし
毛並みを整えてから
防水スプレーをかける
ということを日常的に
やっていれば、いつまでも
キレイでシミの出来にくい
状態を保つことができます
撥水効果も保てます
そもそもなぜスエードが
雨の日に向いているのか?
ということですが
スエードは表面が
起毛しているので
内部まで雨が浸透
しづらいのです
ひとつ気をつけて頂きたい
のはソール(底)は『革』ではなく
『ダイナイトソール』などの
ラバーソール(ゴム底)
を選んでください
革底はシミます
でも昔はスエードは
雨に弱いって言われていた
ような気がしませんか?
実はそれも間違い
ではないのです
キチンと防水対策をしなかったり
ケアが行き届いていない場合に
色落ちが発生してしまう
という意味で雨に弱いんです
スエードは
色落ちする可能性がある点で
雨に弱いのであり
手入れさえしていれば
水を通しづらいという点で
雨に強いのです
製法も関係します
雨用靴のオススメは
『グッドイヤーウェルテッド製法』
です
なぜか?
グッドイヤーウェルテッド
製法は革底の
出し縫い糸が
インソールに
縫われていません
対して『マッケイ製法』では
革底の出し縫い糸が
インソールに縫われています
そのため、マッケイでは
出し縫い糸の隙間から
雨がシミてきてしまうのです
結論
雨の日の革靴には
① スエード
② ラバーソール
③ グッドイヤーウェルテッド製法
がオススメです
オーダーシューズ
なお、弊店ではオーダーシューズの
お取り扱いもございます
サイズは23.0〜28.5まで
の12サイズ