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スーツ

『ベスト』と『ジレ』

vol.636

アスリート専門の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



小樽で『ザンギ甲子園』開幕



「第5回熱闘ザンギ甲子園」
7月13日・14日・15日
サンモール一番街特設会場で
開催される



参加店がさまざまな種類の
ザンギを販売する同イベント



市内24店舗と道内から招待される
店舗3店舗が提供するザンギは
併設されたビアガーデンで
食べることもできる



本年度から初の試みとなる
招待店舗による会場での
実演販売も実施する
(14日・15日のみ)






第1回大会から5大会連続参加
する遊人庵やおたる政寿司
などのほか、小樽市民食堂
漁師食堂すずなりなどが初出場し
各店舗がオリジナルのザンギで
イベントを盛り上げる



初日となる13日には、各店舗
の入場行進が行われるほか
大会の名物となった大会長の
高野洋一さんによる開会宣言
「プレーザンギ」で大会が幕を開ける



開催時間は15時~20時30分



出展元:小樽経済新聞



すっかりお馴染みとなった
『熱闘 ザンギ甲子園』



楽しみにしているお客様も
大勢いらっしゃると思います



実は私もです笑



期間中お気に入りのお店の
ザンギとビールを
楽しみたいと思います



ザンギと唐揚げの違いは?



本州の方によく聞かれますが

『これだ!という明確な
違いはありません』

というのが一般的
(唐揚げ協会より)


ただ、道産子は子どもの頃から
下味の付いた鶏肉を揚げたのを
「ザンギ」と呼んでいるので

『それって唐揚げでしょ?』

と言われると

『違う!ザンギはザンギだ!』となります笑



 
下味には、醤油、ニンニク
ショウガを使います



が、隠し味に砂糖やハチミツ
ごま油などを使う家庭もあり
下味を漬け込む時間も人それぞれ



衣は、小麦粉や片栗粉を使いますが
その配分もやはり人それぞれです



ベストとジレ



スーツの世界でお客様から
聞かれる、似たものに
『ベスト』『ジレ』があります


 

基本的にはどちらも

『シャツとジャケットの
間に
着る袖のない中衣』

のことを言います



『ベスト(vest)』はアメリカ英語


『ジレ(gilet)』はフランス語


イギリス英語では
『ウエストコート(waistcoat)』と言い

日本では『チョッキ』です



フランスでは



ベスト(vest)

ジャケットやコートなどの
アウターウェア的要素が強い

 

ジレ(gilet)

ガーディガンのように
インナーウェア的な要素が強い

中衣として使うため前面のみ
上質な生地を使用したものを指す



日本では



日本でも『ジレ(gilet)』という
言葉は普通に使うように
なりましたが『ベスト(vest)』
との違いは・・・



ベスト

アウターとして使う為に
生まれて来た為装飾性が高い物

前後左右で生地や質感を変更する事はない



ジレ

中衣としての性質が強いため
背面へのこだわりが少ない



中衣ということは必ずジャケット
を羽織るため後ろは
外から見えません



なので前面にのみ上質な生地を使用し
背面への装飾はあまり
行われないのが特徴で
前面と背面で生地や質感の
違う袖なしの胴衣の事を
日本国内ではジレと呼びます

 

image

 

image

 

私が着ているものですが写真
をご覧いただけると分かるように
前面と背面の生地を変えています



前面はスーツ生地と同じもの
背面はジャケットの裏地と同じもの



従ってこれは

『ジレ(gilet)』

ということになります



まとめ

 
ベスト

アウターとして使われるために
装飾性が高いもの
ダウンベストなど
 


ジレ

インナーとして使われるため
背面への装飾はあまり行わない

前面と背面で生地や質感の
違う袖なしの胴衣のこと
 

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