スーツ
vol.680
アスリート専門の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『アスリートの"不"を解決』
この想いで今日も仕事に臨みます!
1986年メキシコW杯優勝メンバー死去
アルゼンチンサッカー協会は
アルゼンチン代表として活躍
したルイス・ブラウン氏が
亡くなったと発表した
死因については明らかにされて
いないが、英メディア『BBC』が
報じた情報によれば
ブラウン氏は最近まで
アルツハイマー病と闘っていたという
ブラウン氏は1986年メキシコW杯
優勝メンバーの一人でもある
決勝戦の西ドイツ戦では
先制点を決めた
その得点は、同氏にとって
代表キャリアで唯一の
ゴールでもある
試合は3-2でアルゼンチンの
勝利に終わり、優勝を果たしている
1986年W杯は私が中学2年生
の時に行われました
サッカーを始めてから
初めて本格的に観たW杯で
優勝したアルゼンチンの
マラドーナがただただスゴくて
神がかっていたというのが
強く印象に残っています
そして決勝の西ドイツ戦で
先制のヘディングシュートを
決めたのが先日死去した
ブラウン氏でした
映像を見つけましたので
貼っておきます
⬇︎1分8秒 ブラウン氏のヘディングシュート
ブラウン氏が亡くなったのは
62歳という若さ
ご冥福をお祈りします
喪服
『喪服を作りたいんですが』
というお問い合わせを
時々頂きます
今使っている喪服がだいぶ
痛んできているので
そろそろ新調したいという
ケースが多いです
喪服とビジネススーツの黒は別物
『喪服』は『正喪服』『準喪服』
『略喪服』に分けられます
『正喪服』 モーニング
(ジャケットとベストが黒で
パンツは黒とグレーのストライプ)
『準喪服』 ブラックスーツ
(黒無地のシングル又はダブル
礼服売り場にあるもの
黒いビジネススーツではない)
『略喪服』 ダークスーツ
(濃紺や濃グレー等の無地や
目立たないストライプのスーツ)
遺族・親族で通夜・告別式の場合と
一般の弔問客で通夜・告別式の場合で
それぞれ違いがあるのですが
今日は最も一般的な
『準喪服(ブラックスーツ)』
に関して書きたいと思います
良く聞かれるのが
『黒いビジネススーツを礼服
として使っちゃダメなの?』
というものです
社会人になりたての20代前半
ならともかく、そこそこの年齢
になられたら
『準喪服(ブラックスーツ)』
と
『黒のビジネススーツ』
は使い分けることをオススメします
使い分ける理由は
『生地の違い』
が歴然としているからです
『準喪服』
光沢感が出ないように何度も
何度も染められているため
外で見ても屋内で見てもとても深い黒
『黒いスーツ』
光を反射するので外に出ると
グレーっぽく見える
あと織り方も異なります
準喪服は重厚感がありますが
黒のスーツは線を重ねて無地に
した感じなので黒いスーツで
喪服の横に並ぶとグレーに
見えてしまいます
逆に準喪服でビジネスの場に出ると
黒が深すぎて違和感があります
私自身黒いスーツを持っていない
ので、写真で比較した状態をお見せ
出来ませんが、『喪服』と『黒いスーツ』
の両方をお持ちの方は並べて
色の違いを比べてみてください
違いがよく分かると思います
お通夜や告別でビジネス用の
『黒いスーツ』で参列されて
いる方を時々見かけます
参列者も準喪服を着用すべき
ですが、会社帰りなどで
準備出来ない場合はかまいません
しかし、親族・遺族の席で
『黒いスーツ』を着用する
のはいただけません
大人のマナーとして『準喪服』を
キチンと用意しておきましょう