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スーツ

スリーピースにベルトは不要

vol.687

アスリート専門の
スーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



35年ぶりの野球










先週の土曜日

第37回全国ロータリークラブ
野球大会地区予選

『第2510地区親睦野球大会』

というものに出場してきました



『拝田が野球⁉️』

と思った方もいらっしゃる
と思います笑



私小学生の時は父の影響で
野球をしていました



が、なんとなくしっくりこなくて
6年生の秋くらいからサッカーを
始めたら、すぐに夢中に
なってしまいました



プレイはしませんが今でも
サッカー観戦は大好きです



逆に野球を観ることは
全くありません



そんな私がなぜ野球を
やらされているやっている
のかというと大人の事情
というやつ



しかし35年ぶりですから
当然用具がありません



仕方ないのでこれも
数十年ぶりに『うめや』に
行ってグローブ、バット
スパイク、アンダーシャツ等
一通り買い揃えました



まさか47歳になって野球用具を
一式揃えることになるとは・・


XOでブカブカのユニフォーム



当日の朝は何度も

『忘れ物のないように』

と思ってチェックしていたのですが・・・



『ベルト』を忘れました



すっかり頭から抜け
落ちていました泣



総監督から

『スーツ屋のくせにベルト忘れるな!』


と冷やかされましたが



『いえ、スーツの時には
ベルトしないんです』

と言ったら

『なに!ホントか⁉️』

と逆に驚かれました笑



クラシックなスリーピースはベルトレス



現在は、スーツにベルトを
付けるのは当たり前で
していない人は社会人として
『だらしない』と思われる
可能性大です



しかし元々スーツが誕生した頃は
ベルトは付けられていませんでした



スーツは元々スリーピースが
正統ですが、着たときに
ベルトをしてしまうと、ウエストに
ベルト分の厚みが出てしまいます



その厚みのせいで
胸周りから腰にかけての綺麗な
曲線を邪魔してしまうため
ベルトは着けないほうが
いいのです



ウエストコート(ベスト)と
トラウザーズは、あたかも
一体化しているように
見えるのが理想です



ベルトの起源



ベルトの起源はローマ時代の

「バルテウス(balteus)」

とされており、元々は
「剣を吊る革具」でした



その後、戦争で兵士が様々な武器や
道具をぶら下げる物として
使われていました



紳士のトラウザーズを支える物
として使われるようになったのは
最近の話です



ベルトはスーツに用いるという
よりは、装飾品としての
意味合いが強かったようです



カジュアルなジャケパンスタイルや
ツーピース・スーツなどでは
問題ないと思いますが
クラシックなスリーピーススタイル
ではベルトはしないほうがいいです






弊店のお客様でもスリーピースを
『ベルトレスパンツ』にされて
いる方はいらっしゃいます



中田勝様




戸田昌宏様





ウエスト周りをスッキリと見せ
ベストとパンツが一体化した
ように見えるのが理想的です



『スリーピースにはベルトレス』



SARTORIA FISTYのオススメです!





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