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マラソン

五輪マラソン・競歩は大通公園発着

vol.765



札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



大通公園発着濃厚



札幌市で行う2020年東京五輪の
マラソンと競歩について
大会組織委員会と札幌市
北海道との第2回実務者会議が18日
同市内で行われた



会議は非公開で、終了後、組織委は
発着点をいずれも大通公園とする
案を示し、市や道と合意した
ことを明らかにした



12月初旬の国際オリンピック
委員会理事会での承認を目指す






発着点を同一にすれば
沿道警備の人員や競技に
必要な施設・設備などを
共有できる利点を強調した



コースに関しては


マラソン

市中心部の約20キロを
2周することを基本とする



競歩

札幌駅前通を南北に折り返す

20キロは往復1キロの直線を20往復

50キロは往復2キロを25往復

という案が示された



コース決定には国際統括団体の
ワールドアスレチックスの了承
が必要



マラソンコースについては
ワールドアスレチックスがより
運営効率が高い6周程度の
周回案を示している



北海道マラソンのコースではなく
運営効率が高い周回コースと
なることが濃厚となりました



前回のリオ、前々回のロンドンも
マラソンは市内の
周回コースでの開催でした



警備のしやすさ、運営効率を
考えると今後もこの流れは
続いていくことと思われます



問題は雪が積もる前にコースを
決めなければいけないこと



今年は雪が遅いですがそれでも
いつ積もってもおかしくない
時期が近づいています



早く決めて欲しいですね



ニッカの看板が消える⁈



「あの看板は大丈夫?」

という懸念の声が上がっています



それは、すすきのの目印

『ニッカウイスキー』

の看板



五輪開催期間中は、あらゆる
広告物が禁止されるのは
有名な話



設置場所がマラソンコース濃厚だけに
その行方が注目されている




ニッカウイスキーの巨大看板



ウイスキーをたしなむヒゲおじさん



トランプのキングの絵札を
思わせる風貌は一度見たら
忘れられない



この「ニッカウヰスキー」の看板は
すすきの交差点に設置されている



この看板が『ピンチ』



札幌のマラソンコースは
大通公園発着が濃厚となった



となるとすすきの交差点の
付近を通ることはほぼ決定



とすると、ランナーの背後に
看板が映り込むことは間違いない



五輪会場においてはすべての
営利・商業目的の看板が禁止



選手のウエアや用具にも
いかなる形の広告や宣伝を
表示してはいけない



それだけにヒゲおじさんの
看板を懸念する声が上がっている



実際に日本陸上競技連盟の
瀬古マラソン強化戦略リーダーも

「あの看板、なんか引っ掛かり
そうだけど、大丈夫かな?」

と口にしていたほど



五輪憲章には「クリーン・ベニュー」
(きれいな会場)というルールが存在し
規則50(広告等)第1項には
次のように記されている

「スタジアム、競技会場、または
その他の競技グラウンドでは
商業目的の設備、広告標示は許可されない」



マラソンは屋外のためコース
付近の看板をすべて撤去
するのは無理



大会組織委員会によると

「マラソンに関してはスタートと
ゴールの場所が競技会場と定義される」

と言い、発着地点は厳しく
チェックされて、看板は撤去



コースの途中にも制限はある

「発着地点以外でも、できる限り
配慮に努めます。場合によっては
看板の買い取り、黒い布で覆う
マスキング、メディアの方に協力
してもらってカメラアングルを
工夫。やれることはやります」



現実的にはカメラワークで
ごまかす可能性が高いが
「ニッカウヰスキー」の特徴は
地上から極めて近い位置にあること



ビルの高層部ならまだしも
この低さだとカメラアングル
にも限界がある


そうなると、ヒゲおじさんが
黒い布で覆われることになるかも



ある意味、2度とない非常にレアな
映像が見られるかもしれない









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