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明日からMGCファイナルチャレンジ

vol.776



札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



MGCファイナルチャレンジ始まる



いよいよ明日12月1日(日)
福岡国際マラソンより
MGCファイナルチャレンジ
の戦いが始まります






東京五輪に向けた強化体制は
2016年11月から本格的に
始まりました



男女マラソンにおけるメダル
獲得に向けて、新たに
「マラソン強化戦略プロジェクト」
が発足



その後、プロジェクトチーム内で
これまでの実績と課題をもとに
徹底的な議論や検討がなされる
なかで、オリンピックに向けた
強化とリンクする新たな選考方法が
構築され、2017年4月に発表されました



それが

「マラソングランド
チャンピオンシップ
(MGC)


と称する新たな枠組みです



この段階で、東京五輪
の男女マラソン代表は



①2019年秋に行うMGCで
男女各3枠のうちの
各2枠を決定する


②MGCへの出場権獲得のために
2017-2018年と、2018-2019年の
2期にわたって国内の男子5大会
女子4大会を指定競技会とする
MGCシリーズを実施する

各レースに応じて設定された
記録・順位をクリアした者に
MGCの出場資格を与える
(MGCファイナリスト)


また、「ワイルドカード」として
2017年8月1日〜2019年4月30日に
国内外で開催される世界記録が
公認される競技会において
一定の条件を満たした競技者にも
MGCへの出場資格を与える


③MGC後、残る男女代表各1枠は
2019~2020年に実施する
MGCファイナルチャレンジで競う

指定競技会となる男女
各3レースの結果を踏まえて
2020年3月に決定する


という方法で決定することが
明確に示されました



そして、MGCシリーズ第1戦として
2017年8月27日に開催された
北海道マラソンから
「東京五輪への道」が
スタートしたのです


MGCファイナリスト



9月に実施されたMGCで
マラソン男子日本代表
2名はすでに決定しました


MGC1位 中村匠吾

MGC2位 服部勇馬


右から二番目中村匠吾 右端服部勇馬




残り1枠の代表を勝ち取るには




MGCへの出場権を獲得した
選手のうち、派遣設定記録を
上回り、最も速いタイムを
出した選手1人が代表に内定
します



▼派遣設定記録

2時間05分49秒



<男子>

・福岡国際マラソン(2019年12月1日)

・東京マラソン(2020年3月1日)


・びわ湖毎日マラソン(2020年3月8日)




突破する選手がいない場合は
MGCで2枠に入らなかった
次点のランナー大迫傑選手が
選ばれます




大迫傑




五輪代表の残り1枠を獲得
するには、大迫傑の日本記録を
1秒上回らなければいけません



現実的にはかなり厳しい



特に3月8日の

『びわ湖毎日マラソン』

はタイムが期待できる
高速レースではありません



3月1日の東京マラソンで
設楽悠太井上大仁
日本記録を上回る可能性が
わずかにあるかないかという
程度でしょう


設楽悠太





井上大仁





それでも何が起こるか
分からないのがマラソン



まずは明日の福岡国際マラソン
を楽しみにしたいと思います!

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