日記
vol.799
札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『アスリートの"不"を解決』
この想いで今日も仕事に臨みます!
蕎麦屋・籔半の小川原格さんが
先日旅立たれました
13年前ある方の一周忌の席で
たまたま隣になった時に
名刺交換をさせて頂いたのが
最初の出会いでした
その時に
『拝田さんって和夫さんの
息子さんかい?』
『はい、そうです』
『そうか。和夫さんには長崎屋
に出店しようか考えていた時に
色々と世話になったんだ
早すぎたよな』
私の父はこの前年
62歳で死去していました
『和夫さんには恩返し出来なかった
からあんたに返すわ
なんかあったらいつでも
言いなさい』
『はい、ありがとうございます』
その後籔半さんにお邪魔すると
日本酒を持って、席まで話をしに
来てくださいました
日本酒は決まって『ひこ孫』
なぜ
『ひこ孫』
なのかというと、ある時
『拝田さんはなんの
お酒が好きだ?』
と聞かれた時に
『ひこ孫』ですと答えたら
『そうか!ひこ孫か!
嬉しいなぁ〜』
と喜んでくださり『ひこ孫』を
扱うようになった経緯を
話してくださいました
『神亀酒造』という酒蔵さんの
お酒なのですが、担当者の方が
たまたま同じ『小川原』さん
だったそうです
お互いスゴイ偶然に驚き
意気投合して、そこから
取引が始まったという話を
美味しそうにひこ孫を呑りながら
懐かしそうに話されていたのが
印象的です
一昨年、都通りに『Fisty』を
出店した際には、開店の
お祝いのお花を頂いたり
Facebookでお褒めの言葉を
頂いたりしました
まだ71歳
ただただ残念です
心よりご冥福をお祈りします