小樽のおすすめスポットやお店
vol.827
札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『アスリートの"不"を解決』
この想いで今日も仕事に臨みます!
高級すし、バンコクで人気
日本食人気が続くタイの首都
バンコクで、「お任せ」スタイル
の高級すしが富裕層の間で
広まってきた
その代表格が、おたる政寿司の
バンコク店「MASA(マサ)」
3代目中村考志社長が自ら
バンコクに常駐して握るすしは
「北海道に行かなくても最高の
味ともてなしを体験できる」
と評判を呼んでいる
日本貿易振興機構バンコク
事務所の2019年調査によると
タイのすし店は683店と
過去最多で3年前の3.6倍に増加
業界関係者によると、すし職人が
選んだネタを提供する「お任せ」
スタイルの高級店も19年に一気に増え
バンコクだけで30店ほどに上る
おたる政寿司の中村社長は18年11月
日系百貨店のサイアム高島屋の開業時
にテナントとして出店した
店内はカウンター席10席だけだ
空輸などで運ぶ道産食材が
全体の7〜8割を占める
「蝦夷前ずし」
客単価は夜で平均7千バーツ
(約2万5千円)とバンコクの
すし店の中で最高価格帯に入る
夜は予約で席が埋まり
9割以上はタイ人
3回以上来店したリピート客の
好みなどを記したカルテは
500枚以上に上る
中村社長によると、開店直後
こそ大勢の客が訪れたが
1〜2カ月で客足が遠のいた
「味だけでは通用しなかった
タイ人の好みや国民性を
研究して戦略を変えた」
と振り返る
日本では産地や鮮度、天然ものか
否かなどに関心を持つ人が多いが
タイ人は味に加えて「楽しさ」を
重視するという
ニシン、サーモンなどのネタでも
インスタ映えを意識し、切れ目を
入れて見た目を美しく仕上げる
卵焼きは中村社長の似顔絵の
焼き印をし、客の笑いを誘う
客のブーン・タリスさんは
「味はもちろん、ネタの出し方が
とても新鮮」
と感心する
MASAは北洋銀行の保証で
バンコク銀行から約5,200万円の
事業資金を調達した
小樽観光大使でもある
中村社長は
「小樽が誇るすし文化を
世界に広げたい」
と話す
日本から空輸便で海産物が
タイへ入るなど、食材の品質向上や
富裕層の増加が高級店の
可能性を広げている
「お任せ」を最初にバンコクの
富裕層に浸透させたとされる
「メルト」は経営者も
職人もタイ人
価格は7,900バーツ(約2万8千円)
からで、2〜3週間に1回は
訪れる常連客が8割を占めるという
一方で、1貫11バーツ(約40円)
から提供する激安店も登場
ジェトロ・バンコク事務所の
福田かおるさんは
「競争が激化する中で価格帯の
二極化も進み、バンコクのすし
文化は成熟期を迎えた」
と指摘する
新千歳空港-バンコクの直行便が
就航してから小樽市内でも
『タイ人』観光客は増加の
一途を辿っています
そのバンコクで小樽を
代表する寿司店
『政寿司』
が繁盛しているようです
国内のみならず海外でも
地元『小樽』の名前が
知られるのは嬉しいことです