ブログ

夏靴の出番

vol.895




札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



小樽積雪ゼロを観測



春らしい陽気に見舞われた
北海道では各地で雪解けが進み
小樽でも、3月27日(金)深夜2cm
だった積雪が9:00には
ゼロとなり、待ちわびた
春が到来しました



今シーズンの累計降雪量は
昨年より54cm多い
451cmでした



今年は雪が記録的に少ないな〜
と思ってましたが終わって
みれば昨年より54cm
多く降ったようです



2月に帳尻合わせのドカ雪が
降りましたのでそれが
影響したんだと思います



積雪の多い北海道の
冬には『冬靴』
かかせません



と言うと、本州の方からは
『冬靴?』と不思議な顔を
されることがあります



冬靴の特徴はソール(靴底)
にあります



冬靴




凍った路面でも滑らないよう
に靴底に加工がして
あるんです



夏靴




一般的な『革底』ですが、
北海道ではこれを『夏靴』
言います



学生時代、東京で『夏靴』『冬靴』
という言葉を使っていたら
不思議な目で見られたことは
今も覚えています



雪もなくなりましたしもう
4月ですので冬靴は
しばらくお休みとなります



夏靴の出番です



今日の日中夏靴の
準備をしました






準備と言っても普通に
靴磨きをしただけです



靴磨きの工程



① 靴ひもを外して
シューツリーを入れる



② 馬毛ブラシで土やホコリを落とす



③ ステインリムーバー
(汚れ落とし専用クリーム)
で汚れや古いクリームを落とす



④ 乳化性クリームという靴に
栄養と潤いを与えるクリームを塗る



⑤ 豚毛ブラシで磨く



⑥ ツヤ出し用のグローブクロス
で磨きながら余計なクリームを
拭き取る




5分くらいの動画を見つけ
ましたので、貼っておきます

 





革靴はしっかりとメンテナンス
していれば10〜15年は履く
ことが出来る非常にコスト
パフォーマンスに優れた
アイテムです



毎年のように靴を履き潰す人

1足の靴を15年履き続ける人



どちらの人が信用できますか?



『足元を固める』

『足元を見る』



などの言葉があるように靴と
いうのは、他人から非常に
見られているものです



値段ではありません
しっかりと手入れの
行き届いた革靴を
履きましょう



それだけで周囲からの
評価は上がります


Copyright(c) SARTORIA FISTY. All Rights Reserved.