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スーツ

逃げるパンツを追いかける

vol.917




札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



先日ご来店されたお客様は
サッカー経験者でかなりの
O脚にお悩みの方でした



日本人にO脚が多い理由



日本人はテレビを観る時
男性は骨盤を真っ直ぐに
座禅のように座るのではなく
骨盤が後ろに倒れたアグラ
をかいて座ります



女性はぺちゃんこ座りや
お姐さん座りでしょうか



その結果、腿の骨の外側
つま先の内返しが起こっている
人がとても多いのです



日本文化が作る脚・足の構造は
ケガをしやすく、記録の伸び
にも影響します



ガニ股ということは、腿の骨が
外にねじれて、外に開いています



結果、腸脛じん帯やでん部の
外転筋群が短く緊張させています



その結果、股関節の動きに
柔軟性がなくなり、結果として
歩幅を短くしてしまいます



また、ガニ股はつま先が外に開く
という傾向があり、その結果
下図のように構造的に
土踏まずが低くなります







足の裏のアーチは衝撃を
吸収する役目をしています



ですから長距離を走ると
足の裏や足首やヒザに着地の
衝撃が来て、途中で痛みが出る
可能性が高いのです



骨盤と大腿骨
大腿骨とすねの骨(脛骨・腓骨)
スネの骨と足の甲が正しい
構造的なつながりが出来てない
とトラブルを起こします



足首痛、土踏まずの痛み
膝の痛み、鼠径(そけい)部の痛み
は上記のような歪みから
生じています



O脚に対応する手法



O脚の方のパンツには
注意が必要です



ちなみに私も中学、高校は
サッカーをしておりました
もちろんO脚です






O脚の人は赤線のようにセンターラインが外に行きます

自然に立ったとき
センターラインが足の甲に
向かって真っ直ぐ流れるのが
正解です



しかし↑の赤線のように
折れ目線が外へ流れた場合
これを「逃げる」と言います


もっぱらO脚補正の
不足が原因になります



O脚の方が補正のない
パンツを履いたとき
センターラインが、体の外に
向かって流れていきます



青線は逆、X脚の方が補正のない
パンツを履いたときになります



日本人の場合、多くの方はO脚です





O脚の場合、↑のように脚の内側
よりも外側の方が長くなります



結果、余裕や補正が不足すると
外側の布が不足します



不足した外側に向かって
布が引っ張られ、結果として
センターラインが外へ逃げる
という現象になります



これは仕立屋にとってかなり
恥ずかしい仕事です



サッカー選手やO脚の方の
パンツが難しい理由の
一つであり、頭を絞って
腕を振るいます



O脚・X脚・もも・ふくらはぎ等
が太い・細いなど色々な
お悩みがあるかと思います



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