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ダイエット・ボディメイク

『筋肉は脂肪に変わるのか⁈』

vol.918




札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



今朝もゆっくり10km走りました






今月は順調に走れていて
今日20日で190km



目標の300kmに届きそうです



例年4月になると他のランナーを
何人も見かけるのですが
今年はとても少ないです



今朝もすれ違ったのはわずか2人



新型コロナウイルスの影響で
マラソン大会が軒並み中止に
なっているので、走る
モチベーションが沸いて
こないのかもしれません



私も走るモチベーションは
ガックリと下がっています



しかし、走らないと太る一方
なので『体型維持』という
もうひとつのモチベーションで
走り続けています



月に300km走れれば
体脂肪が削れて筋肉も
しっかりついてきます



『筋肉は脂肪に変わるのか⁈』



『筋肉って使わなくなったら
脂肪に変わるんでしょ⁈』



みなさんも一度は
聞いたことありませんか?



私は何度も聞かれた
ことがあります



学生時代運動をやっていた方や
昔、筋トレをやっていた方で
今はなにもやっていない方が

『昔は筋肉あったんだけど
脂肪に変わっちゃったな〜』

と言うのも何度も
聞いたことがあります



これ、大きな勘違いです!



なぜなら筋肉と脂肪では
物質が全く違うからです



筋肉の主な成分は『たんぱく質』



脂肪の主な成分はもちろん『脂質』



おわかりですね?



材料が違うので筋肉が脂肪に
なることはありません



牛肉の赤身を放置しておいたら
脂身(脂肪)に変わること
あるでしょうか?



絶対にないです



その逆で脂身(脂肪)が赤身に
なることもありません




では、なぜ筋肉が脂肪に
変わると言われるのでしょうか?



実は体重が落ちる時というのは
筋肉が落ちてしまったことによる
マイナスの数値であり、太りやすい
体質に変わっているのです



みっちーのブログより

 

筋肉は筋繊維という繊維が
集まり束を作ることで
筋肉になっています



トレーニングや運動をすると
その筋繊維が太くなり
筋肉も大きくなります



定期的に負荷がかかると筋肉は
その状態を維持しようとしますが
トレーニングや運動をやめて
筋肉にかかる負荷が落ちると
筋繊維は痩せていきます



これがいわゆる

『運動をやめると痩せた!』

という人がいる現象です



負荷がかからなくなったことで
筋肉が痩せ、消費エネルギーが
減ることや運動習慣がなくなる
ことで消費エネルギーが減ります



消費エネルギーが減ることに
伴い、摂取エネルギーも減れば
いいのですが、そんなに簡単に
食べるものを減らしたりは
出来ません



プロスポーツ選手の多くが
引退後太るのは、消費エネルギーが
減ったのに、摂取エネルギーを減らす
ことが出来ないからです



そうすると体脂肪が少しずつ
増えていってしまいます



するとどんなことが起こるでしょうか?



↓は、脂肪と筋肉の位置関係を
示した図なのですが



Mod Kasugaiさんのブログより

 




運動をやめるとオレンジの筋肉が
痩せて、少しずつ真ん中の脂肪が
増えていきます



そうすると、全体の厚みが
変わらないのに筋肉と脂肪が
入れ替わったようになり
身体を触った時にプニプニ
してきたと感じるのです



ですがこれは

『筋肉が脂肪に変わった』

わけではなく

『筋肉が痩せて、脂肪が増えた』

だけなのです



筋トレで筋肉を増やしても
脂肪が増えたりすることは
ありません



体脂肪が増えるのは
筋トレのせいではなく
単純に摂取するエネルギーが
消費エネルギーより
多いのが原因です



つまり、「食べ過ぎ」です



筋肉を成長させるためには
運動栄養が必要です



筋肉は脂肪よりも10%ほど
重たいため、筋肉がつくと
体重は一時的に増えます







が、筋肉量が増えることで脂肪が
つきにくい体になり、エネルギー
消費も増え、代謝もよくなるので
結果的には健康的に痩せていく
ことができます



新型コロナウイルスの影響で
外出自粛要請が出されている今
簡単にご家庭で出来る
『プランク』『スクワット』
などで筋力を衰えさせない
ことが大切だと思います












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