シャツ
vol.947
札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『アスリートの"不"を解決』
この想いで今日も仕事に臨みます!
オーダーしていたシャツが
出来上がってきました
今回は3枚とも
クレリックにしてみました
クレリックとは・・・
衿とカフスの部分は白無地の
生地を、身頃や袖の部分には
色柄物の生地を用いたシャツ
1920年代にイギリスで流行
英国王室でも愛用された
「クレリック」とはもともと牧師
聖職者を意味する言葉で
牧師が着ていた白い立ち衿の
僧服に似ていたことから
この名がついた
クレリックシャツは非常に
クラシックかつドレッシー
な装いとなります
見頃はストライプでも
↓のように無地でも上品に
決まります
上の2枚は
『ロンドンストライプ』
にしました
ロンドンストライプとは・・・
英国のファブリックメーカーや
シャツメーカーでは、定番柄
として昔から展開されている
非常にクラシックな柄で広く
愛されているストライプです
定義としては
【ベースとなる白地と縞が
均等な幅で、その幅が
5mm〜10mmのもの】
となります
ですが日本では5ミリ以下の
ものも、ストライプの幅が均等
であれば総称して
『ロンドンストライプ』
と呼ばれています
印象としては3mm幅の
細めものが多いです
私はドレスシャツ
(タイをするシャツのこと)では
『白』か『サックス』しか着ません
クラシックスタイルの
シャツはこの2色が定番
だからです
唯一柄物で着るのがこの
『ロンドンストライプ』
です
やはりクラシックスタイル
の定番だからです
ちなみに
『ロンドンストライプ』
というのは和製英語で
英米では
『ブロックスストライプ』
または
『ブロックストライプ』
と呼ばれています
ウソかホントかロンドンの
紳士が着ていたストライプ
だから『ロンドンストライプ』
の呼び名になったようです
今回仕立てたのは
上の3mm幅と下の7mm幅
これ以上の10mm幅になると
『太っ!』となりかなり
大胆な印象になりますので
注意が必要です
3mm幅のロンドンストライプは
遠目には無地に見えるくらい
控えめな柄ですので柄物の
スーツやネクタイとも
相性がイイです
無地のシャツ以外のものを
お考えの方に
『ロンドンストライプ』
オススメします