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スーツ

『立つときは留め、座るときは外す』が基本です

vol.982



札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!



『アスリートの"不"を解決』



この想いで今日も仕事に臨みます!



昨日スーツを納品した
お客様から連絡がありました



『拝田さんちょっとジャケットが
キツイんだよなぁ〜』



『先日は問題なかった
ように思いましたが・・・』



『立っている時はいいんだけど
座った時にキツイんだよ』



『〇〇様、座った時ボタンは
外していただいてますよね?』



『いや、留めたままだよ
ボタン外したら前がはだけて
だらしないだろ?』



共通のマナー




洋食ではナイフとフォークの
セッティングに『プロトコール』
と呼ばれる世界共通の
マナーがあります






たくさんナイフやフォークが
並んでいますが
『1料理に対して1本ずつ』
用意されていますので
『外側』から順番に使うのが正解です



同じように

『ジャケットのボタンの留め方』

にも世界共通の
マナーがあります



それは

『立っている時は留め
座っている時は外す』

というものです






↑の写真をご覧ください



座っている時オバマ大統領は
ボタンを外しています



そして立ち上がった時に
さっとボタンを留めています



座っている時はボタンを
外すのが共通のマナーです

(座っている時にボタンを
外すのは型崩れ防止の
意味もあります)



しかし安倍首相はボタンを
留めたままです






↑野田元首相も留めたままです



日本では座った時でも
ボタンを外さない方が
多い印象です



前がはだけてだらしなく
見えるのを気にされての
ことだと思います



ただ座った時にボタンを留めた
状態で無理のないサイズ感だと
立ち上がった時には見た目に
かなり大きなサイズ感に
なってしまいます



大きめのサイズ感の方が
多いのはこの辺にも理由が
あるのかも知れません



『立つ時は留め、座る時は外す』



が、基本と覚えてください



例外は
ニュースキャスター



座って原稿を読むときも
ボタンを留めています



本来は間違ったマナー
ですが視聴者から

『だらしない』

というクレームが来るのを
気にしてのことでは
ないかと言われています



また着席時でもあえてボタン
を留めていた方が
いい場合もあります



『面接』がそうですね



面接官がもし

『着席時はボタンを外す』

というマナーを
知らなかった場合

『だらしないやつ』

と思われる可能性があります



外資系やアパレルの会社で
面接官が座るときに、ジャケット
のボタンをすっとはずすような
「わかっている」ところでしたら
むしろプラスになるかもしれません



その辺は臨機応変に対応して
頂ければと思います



昨日のお客様にも

『なるほど!そうなのか!』

とご納得を頂けました



世界共通のマナーですので
ぜひ覚えて頂ければと思います



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