スーツ
vol.1040
札幌・小樽を中心に活動する
アスリート専門のスーツ仕立て屋
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『アスリートの"不"を解決』
この想いで今日も仕事に臨みます!
今日の北海道は、南から暖かい
空気が流れ込んだ影響と
フェーン現象が重なり
更に暑さが厳しくなり
小樽でも今期最高の33.4℃を
観測しました
小樽では、8月に入ってから
気温の高い日が続き
3日に最高気温30.2℃を記録
今シーズン初の例年よりも
遅い真夏日となった
11日に、今期一番となる
最高気温32.8℃を観測したが
それをさらに越える33.4℃と
なり記録を更新
最も暑い時期を上回る気温で
今季6日目の真夏日
お盆を過ぎても残暑が
厳しい日が続いている
スーツに消臭スプレーはありか
こう暑いとスーツも
たっぷりと汗を含んで
ニオイが気になるように
なってきます
しかし
間違ってもスーツに
消臭スプレーは
しないでください
生地を傷めることになり
繰り返し使っていると
スーツの寿命を縮めることにも
なりかねません
クリーニングでは汗の汚れは落ちない
汗をたっぷりかいたスーツは
クリーニングに出すことで
リセットできると思っている人が
多いと思います
しかし
ドライクリーニングでは汗は
落ちません
石油系溶剤で洗うドライ
クリーニングは、皮脂などの
油性の汚れを落としてくれますが
水溶性の汚れは一切落とせません
『クリーニングから返ってきた
ばかりなのになんか汗くさいな・・・』
と思ったことがある方も
いらっしゃると思います
がそういう理由なのです
ウォータークリーニング
消臭スプレーは生地を
痛めるので良くない
ドライクリーニングもNG
ではどうしたら良いのでしょうか?
そんな時にオススメなのが
『ウォータークリーニング』
『汗抜き』と呼ばれる場合もあります
通常は洗えないウールなどの
素材を特殊な水で優しく洗います
汗などの水溶性の汚れを
落とすには水を使って洗う
方法がベストです
ウォータークリーニングを
施したスーツはさっぱりと
仕上がって、身軽になった
感じがします
私はシーズンに一度友人の
お店にスーツをクリーニングに
出しますが
『ウォータークリーニング』
も一緒にお願いしています
なぜ水洗いしても縮まないのか?
専門店ではウォーター
クリーニングで使用する
水の分子を加工し
洗浄力が強く、生地を
傷めづらい水に変換しています
つまり水自体の性質を
コントロールして
クリーニングに適した水に
加工するということです
加工された水を使用し
生地の奥深くまでしっかりと
クリーニングされた衣服は
最後に職人の確かな
プレス技術により、仕上げられます
さっぱりとして、着心地も
変わるので、汗対策には最適です
汗のニオイが気になる方には
『ウォータークリーニング』
がオススメです!
ただし、技術が必要な
クリーニング方法なので
やっていないお店もあります
『ウォータークリーニング』
又は
『汗抜き』
やってますか?とお店に確認
することをオススメします!