スーツ
vol.1091
美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから
日本でただ一人
見栄えるスーツとカラダ
を仕立てる専門家
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』
『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』
スーツを買うのは仕事帰り
今日のブログは
『スーツを買うのは
仕事帰りがオススメです』
というブログです
オーダースーツ、既成スーツに
限らずお店側つまりスーツを
オススメする側としてはお
客様の情報がなるべく
多い方がアドバイスしやすいです
特にビジネススーツはその方の
職業や職場によってドレス
コードが違います
実際にどんなスーツを
着ているのかを拝見する
ことは非常に有効な
手がかりになります
仕事帰りのスーツ姿で
あればその方の職場の
ドレスコードや状況が
なんとなく推測できます
サイズの合っていないスーツを
着ていることも一目でわかります
お互いに説明を聞いたり
話したりする時間が
かなり省けるのです
結果としてスーツ選びにかかる
時間も短縮できるのです
極端な例で言うと
『ビーチサンダル、短パン、Tシャツ』
という格好でいらっしゃると
一から色々とお話をお聞き
しなければならず、とても
時間がかかってしまいます
さらに一番困るのは
フィッティング作業です
スーツの袖はシャツを
着ていなければ正確に
直せませんし、パンツの裾も
ご自身の靴を履いて直すのが理想です
ですから、スーツを買う際は普段
着ているスーツをいつもの
コーディネートでシャツも靴も
出来るだけ普段使っているもので
行くことが一番です
先日あるお客様がスリーピースを
お仕立てされました
ちょうど会社帰りだったので
自前のシャツと靴で出来上がった
スーツの試着をしてもらいました
試着してもらって鏡の前に
立ってもらったらすぐに
違和感に気づきました
シャツの袖がジャケットから
全く出ていないのです
『ジャケットの袖が長かったか・・・』
と思って袖丈が指示通り
上がっているかチェック
したら指示通り上がっています
『あれ?合ってる。もしかして』
と思ってジャケットを脱いでもらい
シャツの裄丈を測らせてもらいました
そうしましたら思った通り
シャツの袖の長さが
3cmくらい短かったです
ゆき丈の測り方は
『首の付け根の骨
から親指の付け根』
までを測ります
くるぶしまでだと確実に短い
ひじを曲げた時に引っ張られて
窮屈さを感じてしまいます
↑の写真のようにシャツの袖ボタンを
外して腕を下にさげた時に親指の
付け根まで長さがあれば正しい長さです
↑袖ボタンを留めると
これくらいの長さにおさまります
私のこのシャツも前はもう少し
長かったのですが、綿100%
ですのでどうしても洗濯で
縮んでしまうんですね
ですので縮み分を計算に入れても
『くるぶし』
までではなく
『親指の付け根』
まで測ることをオススメします
お客様にも次回既製品の
シャツを買う時はその点を
考慮するように伝えました
このように普段のスタイルで
来店頂くと気がつくことも
ありますので、スーツを買う時
にはなるべく普段のスーツ
スタイルで行かれることを
オススメします!