スーツ
vol.1099
美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから
日本でただ一人
見栄えるスーツとカラダ
を仕立てる専門家
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』
『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』
先日お仕立て上がりのスーツを
お引き取りにいらしたお客様が
『ちょっといつものスーツ
よりキツい感じがしますね』
とおっしゃいました
『いえ、この感じで大丈夫です
すぐに慣れますので』
弊店に初めていらした時
お客様はかなり大きめの
スーツをお召しだったんです
ジャストサイズのすすめ
下の写真をご覧ください
見て何も感じなかった方
・・・いけません笑
相当オーバーサイズです。
パッと見ただけでも・・・
肩が合っていない
ジャケットの着丈が長い
ジャケットの袖丈が長い
パンツの丈が長い
パンツの幅が太すぎる
パンツの裾幅が太い
とツッコミ所満載です
これをジャストサイズに修正すると・・・
いかがですか?
非常にスッキリとスマートに
年相応の着こなしに
見えませんか?
肩幅や着丈、パンツの幅などが
大きいスーツに
「着られている」感じから
しゅっとしたジャストサイズ
のスーツを「着こなす」感が
感じられますよね。
オーバーサイズのスーツを
着ていると年齢より老けて
見えるだけでなく,野暮ったく
頼りない雰囲気まで
出てしまいます
逆にジャストサイズにする
だけでこれだけ雰囲気が
変わります
でもスーツを着ている方を
見ているとオーバーサイズの
方が多いと感じませんか?
実はスーツというのは自分が
着ている感覚と人から見られ
ている感覚に差があります
自分で着た時に『ゆとり』がある
サイズは他人から見ると
かなり大きく見えます
自分で着たときに少し窮屈に
感じるくらいのサイズが他人
から見るとサイズが合って
いるように見えるものなのです
あともう一つ子供の頃から
大きめサイズに慣れてきた
ことも大きいのではないかと
思います
特に成長期には身長が伸びて
からも着られるようにと
かなり大きめのサイズの制服
などを着させられていたため
その大きめのサイズが自分の
サイズだと勘違いしていると
いうのもあるかと思います
私自身中学生の1,2年のとき
には相当大きな学ランを
着ていたのを記憶しています
ただ,これは経済的な問題も
あるので仕方ないと思います
中学生や高校生が常に
ジャストサイズで制服を
着ていて毎年のように
買い替えるというのは
なかなかないです
ただ大人はもうさすがに
大きくなりませんのでやはり
ジャストサイズがオススメ
『いやいや俺は大きくなるよ、横に』
と言う方もいらっしゃる
でしょう
実はそういう方にこそ
ジャストサイズはオススメ
なぜなら体重が増加し体型の
変化でフィット感,着心地が
変わるため自然と体型維持に
気を使うようになって
太りにくくなります
ゆとりを持ってスーツを作る
と、どんどんそのゆとりに
合わせて太っていくという
のを経験した方は多いのでは
ないでしょうか?
『体に合わせてスーツを買う』
のではなく
『スーツに体を合わせる』
という意識を持てば日々の
体型維持,健康管理にも
役立ちます
見た目にもいいし,健康管理
にもなるというまさに
一石二鳥です