スーツ
vol.1153
美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから
日本でただ一人
見栄えるスーツとカラダ
を仕立てる専門家
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』
『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』
今日は十勝管内の陸別町に
納品に行ってきました
『陸別町』とは松山千春さんの
故郷『足寄町』の隣にある
人口2,300人程の小さな町です
この陸別町
『日本一寒い町』
として有名です
テレビ等でご存知の方も
いらっしゃると思いますが
冬場には-20℃は当たり前
時には-30℃以下に
なることもあるという
北海道でも指折りの
極寒の町です
ご縁があり9月の
北見オーダー会にご来店
頂きスリーピースの
オーダーを頂きました
11月に納品に伺ったら
出来上がりを気に入って頂き
さらにご注文を頂き
今日の納品となりました
今まで一度も訪れたことが
なかった陸別町に2ヶ月連続で
訪れることになるとは
思いませんでした
実は今日さらに『礼服』の
ご注文まで頂いたのでまた
来月納品に伺うことになりそうです
今朝の最低気温は-13℃でしたが
さて来月納品の時は一体
何度なのでしょうか?
気合い入れて
訪れたいと思います
今日礼服のオーダーを
頂いたのは60代の方でした
時々20代、30代の方に
『黒いスーツでお葬式に
行ったらマズイでしょうか?』
と聞かれることがあります
そんな時は
『ある程度の年齢になったら
礼服は専用のものをお持ちに
なるのをオススメします』
とお答えしています
喪服とビジネススーツの黒は別物
『喪服』は
『正喪服』
『準喪服』
『略喪服』
に分けられます
『正喪服』 モーニング
(ジャケットとベストが黒で
パンツは黒とグレーのストライプ)
『準喪服』 ブラックスーツ
(黒無地のシングル又はダブル
礼服売り場にあるもの
黒いビジネススーツではない)
『略喪服』 ダークスーツ
(濃紺や濃グレー等の無地や
目立たないストライプのスーツ)
遺族・親族で通夜・告別式の場合と
一般の弔問客で通夜・告別式の場合で
それぞれ違いがあるのですが
今日は最も一般的な
『準喪服(ブラックスーツ)』
に関して書きたいと思います
良く聞かれるのが
『黒いビジネススーツを礼服
として使っちゃダメなの?』
というものです
社会人になりたての20代前半
ならともかく、そこそこの年齢
になられたら
『準喪服(ブラックスーツ)』
と
『黒のビジネススーツ』
は使い分けることをオススメします
使い分ける理由は
『生地の違い』
が歴然としているからです
『準喪服』
光沢感が出ないように何度も
何度も染められているため
外で見ても屋内で見ても
とても深い黒
『黒いスーツ』
光を反射するので外に出ると
グレーっぽく見える
さらに、織り方も異なります
準喪服は重厚感がありますが
黒のスーツは線を重ねて無地に
した感じなので黒いスーツで
喪服の横に並ぶとグレーに
見えてしまいます
逆に準喪服でビジネスの場に出ると
黒が深すぎて違和感があります
私自身黒いスーツを持っていない
ので、写真で比較した状態をお見せ
出来ませんが、『喪服』と『黒いスーツ』
の両方をお持ちの方は並べて
色の違いを比べてみてください
違いがよく分かると思います
お通夜や告別でビジネス用の
『黒いスーツ』で参列されて
いる方を時々見かけます
参列者も準喪服を着用すべき
ですが、会社帰りなどで
準備出来ない場合はかまいません
しかし、親族・遺族の席で
『黒いスーツ』を着用する
のはNGです
大人のマナーとして『準喪服』を
キチンと用意しておきましょう
弊店でももちろん『準喪服』の
ご用意ございます
お気軽にお問い合わせください!
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