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今年の節分は124年ぶりに2月2日

vol.1206



美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから


日本でただ一人
見栄えるスーツとカラダ
を仕立てる
専門家

SARTORIA FISTY

の拝田昇です!



『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』



『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』



2月2日の節分は124年ぶり



節分といえば豆まきですが
近年は「恵方巻の日」としても
意識されるようになりました



そして、「節分といえば2月3日」
と認識していた人がほとんどのはずです



ところが2021年の節分は
124年ぶりに例年より1日早い
2月2日とされています




今年の節分が2月2日
なのはなぜなのか



今後も節分の日がずれることは
あるのかについて、国立天文台暦
計算室が発表した情報などをもとに
調べてみました



なぜ、立春の前日のみを節分と呼ぶのか



「節分はいつかと聞かれたら
2月3日と答える人も多いでしょう

しかし、この日は固定ではなく
2021年には2月2日となります

3日でなくなるのは
1984年2月4日以来37年ぶり
2日になるのは1897年
2月2日以来124年ぶりのことです

節分は季節を分けるという意味の
雑節で、本来は各季節の始まり
である立春・立夏・立秋・立冬の
前日それぞれを指すはずです

いまでいう『節分』は
そのうち立春の前日だけが
残ったものとされています

つまり、立春が定まれば節分も
その前日として定まるわけです」

(国立天文台暦計算室)



雑節とは日本人の生活や文化
季節の移り変わりを基に生まれた
日本独自の「特別な日」のことです



立春、春分などの二十四節気や
七夕、重陽などの五節句のように
中国から伝わったものではありません



おもに農作業に合わせた季節
気候が移り変わる時季の目安と
されてきました



「立春は春分や秋分と同じく
二十四節気の一つです

立春の前日のみが節分として
残ったのは、立春が太陰太陽暦
の正月に近く、年の変わり目の
意味合いが強いからと言われています」

(国立天文台暦計算室)



公転周期が1年きっかりでないことが原因



それでは、節分の日がずれるのは
どんな理由からなのでしょうか



「1年=365日と思っている人も
多いと思いますが、地球が太陽を
回る運動=季節のめぐりこそが
真の1年です

1太陽年(地球が太陽を1周する時間)は
暦の1年ではなく、およそ365.2422日
=365日+6時間弱なのです」

(国立天文台暦計算室)


この6時間弱という端数のために
立春の日の基準となる
「立春点の通過時刻」は年々
遅くなっていきます



4年経つとその累計がほぼ1日に
なるため、1日増やしたうるう年を
作ることで、季節と日付が大きく
ずれていかないようにしているのです



「このため、立春点の通過時刻も
変動します。つまり、1年ごとでは
1太陽年365.2422日と1年365日の差
(約6時間)ずつ遅くなる一方
うるう年には4年前より少し早くなる
というパターンです

この流れによって、しばらく
2月4日の中に納まっていた立春が
2021年には2月3日へ移り
その前日である節分も連動して
2月2日へ移ったというわけです」

(国立天文台暦計算室)






2021年の立春の時刻は
2月3日23時59分で、2022年は
また2月4日となります



このため前日の2月3日が
例年どおり節分となり
これが2024年まで続きます



ところが2024年がうるう年に
あたることから、翌2025年の
立春は2月3日に早まり
節分は4年ぶりに2月2日となるのです



この

『うるう年の翌年は
2月2日が節分』

という流れは以降

「当分は4年おき」

に続くといいます



こうした実情とのずれに対し
うるう年を使った補正の
繰り返しによって節分も変動します



1900年代には2月4日
(立春が2月5日)となる年も
たびたび存在しました



節分の日を気にしたことは
全くありませんでしたが
124年ぶりと聞くとなんだか
スゴいことのように思えてしまいます



ただ今後は4年ごとに

『2月2日が節分』

という状態が続くようなので
今年のように話題に上ることも
もうないかもしれませんね













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