スーツ
vol.1243
美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから
日本でただ一人
見栄えるスーツとカラダ
を仕立てる専門家
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』
『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』
5月も下旬になりスーツに
ノーネクタイの人が
増えました
クールビズが
始まったんだな
と実感します
本来スーツにネクタイは
必須アイテムです
ですが、日本式クールビズでは
この『スーツにノーネクタイ』という
スタイルが定着しています
ただのだらしない人にしか
見えないので個人的には
全くオススメしていません
ネクタイをしたくないのなら
スーツではなくジャケパン
(ジャケット+パンツ)がオススメ
↑の写真ではネクタイを
していますがネクタイを
外しても違和感はありません
ぜひこの夏は
ジャケパンスタイルに
挑戦してください
『夏にウールは暑くないですか⁈』
先日来店されたお客様と
クールビズの話題になりました
『拝田さん、クールビズの時は
どうされるんですか?』
『変わりませんよ
スリーピース又はジャケパンです』
『夏でもスリーピース⁉️
夏にウールって暑くないですか⁈』
『夏にウールは暑い』
同じように思ってる
方も多いと思います
ウールというとセーター
マフラー、コート等
暖かいというイメージを
多くの方が持っている
のではないでしょうか
夏生地で見られる素材では
モヘアや麻などもありますが
基本的にはウール100%の
スーツ生地がほとんどです
保温性に優れている
ウール(羊毛)なので、繊維の
縮れ(ちぢれ)があります
この縮れによって含まれた空気
により、快適さを保ちます
熱伝導率が低い
ウールは熱伝導率が低いため
繊維の縮れの中に含んだ空気の
温度を保ってくれます
冬寒い時は外気の寒さを
夏暑い時は外気の暑さを
遮断してくれます
夏涼しく、冬は暖かいウールの
特徴は熱伝導率のおかげです
吸湿・放湿に優れている
ウールは汗などの水分の
吸湿にも優れています
吸湿した汗はウールの優れた
放湿性により、すぐに放出されます
この性質により、夏暑い時に
スーツを着ながら汗をかいても
ジメジメせずに快適に
過ごせるということです
ちなみに、コットンやポリエステルと
比べるとウールは、コットンの2倍
ポリエステルとではなんと40倍
ほどの吸湿性があります
衣服内の温度や湿度を整えてくれ
湿度の高い日本の夏には
うってつけの素材です
このような特性からわかるように
ただ暖かいだけがウールの特性
ではありません
夏は平織り
夏の生地の織り方は通気性の
良い平織りの生地が多いです
平織りとは、縦糸と横糸を
交互に織っていく織り方
冬生地などで見る綾織りの
生地よりも、隙間ができやすい
織り方です
快適に過ごせる特性のある
ウールはスーツだけではなく
他の用途にも
ヨーロッパでは家の壁の中から
ヴィンテージの服が
出てくることがあります
昔、断熱材のなかった
時代にウールで
仕立てた洋服を壁に
詰め込んでいたそうです
暖かい時は湿度を整え
寒い時は熱を貯めてくれる
中の環境を整えてくれるウールは
スーツのみならず、家の断熱材と
しても使用されていたそうです
他にも、抗菌作用や消臭効果もあるウール
これほどの優れた繊維は他にはありません
『ウールは夏涼しく、冬暖かい』
夏だから『ウール』は暑いと
いうのは間違いだというの
はお分かり頂けました
でしょうか?
弊店では夏に向いている
ウール生地を豊富に
ご用意しております
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