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シャツ

シャツはジャケットの袖から1.5cmほど見える長さで

vol.1267



美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから


日本でただ一人
見栄えるスーツとカラダ
を仕立てる
専門家

SARTORIA FISTY

の拝田昇です!



『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』



『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』



今日はシャツの
まとめ買いのご注文を
頂きました



定期的にシャツを
購入してくださる
お客様です



シャツは肌に直接触れるので
スーツよりも格段に消耗が早いです



気づいたらだいぶへたって
きていたということが
よくあります



年1回や半年に1回など
早め早めにシャツの
オーダーを入れるように
しておけば、慌てることは
ありません



シャツの袖はジャケット
から1.5cmほど出す




スーツを仕立てたり、買ったり
したことのある方は一度は
聞いたことあると思います



でもこれってなぜだろう
と思いませんか?



話は19世紀に
さかのぼります



当時は現代のように
ドライクリーニング
ありませんでした



スーツは基本ウールですから
自分で水洗いすると確実に
縮みます



ですので『スーツを洗う』
いう発想自体
ありませんでした



対してシャツの素材は
コットン(綿)がメイン



コットンですから
水洗いできます



ご自宅でシャツを水洗い
されてる方も多いのでは
ないでしょうか?
私も毎日しています



洗えるシャツに対して
洗えないスーツ



だから袖や首の汚れやすい
肌に直接触れる場所は
シャツを出したんです



こうすることでウール素材の
スーツが汚れるのを防ぎました



つまり、シャツをジャケットの
袖口から出すことは

ファッションではなく
汚れないようにする
ためだったのです



ちゃんと意味があるのですね!



となるとヨーロッパで
半袖シャツがないという
のも納得出来ますね



ヨーロッパではシャツは基本
『下着』ですからシャツ1枚に
なることはありません



必ず人前ではジャケットを
着用します



ジャケットの中が半袖シャツ
だと袖が汗で汚れて
しまいますよね?



袖丈の測り方




↑の写真のように袖のボタンを
外して手を下げた時にシャツが
親指の付け根に触れる
くらいの長さが正しい長さです!



これを親指の付け根ではなく
くるぶしにしてしまうと着ている
うちに短くなってしまいます。



コットンなのでどうしても
洗濯で縮んでしまいます



↑のシャツも作った時は
もう少し長かったです



あとヒジの部分にシワが
入って上に上がってきて
しまうというのもあります






ボタンをすると↑のように
キチンとおさまります。



お店で店員さんに測って
もらう時は問題ないと
思いますが、ネット等で
買われる時は上記の
ように親指の付け根
まで測るようにしてください













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