靴
vol.1284
美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから
日本でただ一人
『体重を減らす仕立て屋』
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』
『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』
土曜日、日曜は二日続けて
葬儀に参列してきました
土曜日の葬儀では
亡くなられた方が
まだ70歳とお若かく
とても驚いたとともに
大変残念に思いました
心よりご冥福を
お祈りいたします
さて、職業柄葬儀に参列する
たびについつい気になって
しまうのが参列者の靴です
葬儀といえば
『黒い靴』
をイメージするのが一般的です
しかし、だからといって黒なら
何でもいい、というわけでは
ありません
同じ黒い靴でも、葬儀に
ふさわしい靴もあれば
ふさわしくない靴もあります
それは靴の色だけでなく
素材や模様、光沢の強さ
つま先のデザイン、紐や
留め具の有無、紐の結び方
リボンや金具などの装飾品の
有無などにも関係します
これらのポイントにも気を付けて
靴を選ぶことが大切になります
ローファーはカジュアル靴
葬儀に参列すると圧倒的に
ローファーを履いて
らっしゃる方が多いです
土日の葬儀でもほとんどの
方がローファーでした
ローファー(loafer)
とはもともと
『怠け者』
という意味
ヒモを用いずに脱ぎ履きが
できるスリッポンのことを
言います
靴ヒモを結ぶ必要がないので
気軽に脱いだり履いたりでき
運動性にも優れています
靴を脱いで家に上がる日本
にはとても向いている
ローファーですが『カジュアル』
な靴であり、『フォーマル』な
場面で使用する靴ではありません
当然葬儀ではフォーマルな
服装が求められます
フォーマルな格好に
ローファーはマナー違反です
ローファーを葬儀で履いて
いいのは学生のみです
ではどういう靴を履くべき
なのでしょうか?
フォーマルにはストレートチップ
フォーマルなシーンに最も
適しているのは、つま先に
横一文字のラインが入った
ストレートチップ
靴ヒモが内側に向かって通され
ている内羽根式の靴が適しています
また、つま先に何も飾りがない
プレーントゥの靴も適しています
ビジネスでは、つま先が
Uチップやウィングチップ
になっている靴がよく
履かれています
しかし、葬儀の場では避けた
ほうがよろしいです
また、金具がついている
革靴もNGです
靴ひもを通す穴に金具の装飾
が施されている靴も
カジュアル寄りのデザインに
なりますので、避けたほうが
よろしいです
葬儀で履くべきは黒の
『ストレートチップ』
または
『プレーントゥ』
と覚えて頂ければと思います
ただし、葬儀のお手伝い
などで頻繁に脱ぎ履きを
繰り返さなければ
ならない方はもちろん
ローファーで問題なしです
正しいマナーを覚えた上で
どうするのか判断を
いたしましょう!