日記
vol.1296
美しいスーツ姿は
引き締まったカラダづくりから
日本でただ一人
『体重を減らす仕立て屋』
SARTORIA FISTY
の拝田昇です!
『スーツは男を魅力的に見せる
ものでなければならない』
『装うことで生まれる自信は
美しいスーツと引き締まった
カラダで作られる』
昨日、今日の2日間
旭川オーダー会を開催しています
会場は『おかだ紅雪庭』様
昭和8年に建てられた
歴史的建造物であり
国登録有形文化財としても
知られています
『おかだ紅雪庭』のHP
こちらの2F特別室にて
オーダー会を開催しています
昨日お越し頂いたお客様は私の
Facebookをチェックして
くださっていて青森に
11泊12日で出張に行っていた
こともご存じでした
『拝田さんっていつ
休んでるんですか？』
そのお客様に突然聞かれました
そう言えばと考えてみたら・・・
1日は午前午後と小樽で
来客がありましたし
2日、3日は小樽オーダー会
4日〜15日は移動日も含めて
五所川原、八戸、青森、弘前
でオーダー会を開催し
16日も午前中小樽で来客があり
午後は溜まった仕事を片付けて
昨日、今日は旭川オーダー会
今月は1日も休んでいませんでした
最後に休んだ日を確認すると
9月19日(月)祝日でこの日は
父の命日でしたので家族で
お参りに行ってたのを
思い出しました
好きを仕事にした結果・・・
『そんなに休まないで
大丈夫なんですか⁉️』
と聞かれましたが大丈夫
体力があるとかないとか
そういった話ではなく好きな
ことをしているからストレス
や疲れがないんです
振り返ると
2017年11月15日妻が
レディスセレクトショップ
『Fisty』をオープンさせました
『自分の好きな空間で
自分の好きな商品を
自分の好きなお客様に
オススメする』
お店を始めるときに
妻が言っていた言葉です
急遽オープンさせたお店でしたが
たくさんのお客様に恵まれ
年末まで休みなしでしたが
妻はイキイキと働いていました
私『休みなしで大丈夫？』
妻『全然大丈夫！楽しくて笑』
と妻が笑顔で言っていたのを
今でも思い出します
その時は
『そんなもんか』
と思っていましたが同時に
『羨ましいな・・・』
とも思っていました
当時私は実家の家業である
婦人服卸と小売店管理を
仕事にしていました
しかし私元々はメンズ服販売が
やりたかったんです
就職活動の際に受けたのも
全てメンズ関係の会社でした
しかしながら2浪したうえ
大学を中退するような輩を
雇ってくれる会社は
ありませんでした・・・
そこで気持ちを切り替え
実家の家業を継ぐことに
方向転換をしました
それから20年が経ちましたが
妻の楽しそうな姿を見ていると
忘れていた思いが沸々と
湧き上がってきました・・
『やっぱりメンズがやりたい・・・』
どうにもその衝動が
抑え切れなくなった私は
今の師匠末廣徳司さんの元を
訪ね想いを聞いてもらいました
実は末廣さんも実家は
大阪市内で3代続く
婦人服の小売店
一旦は家業を継ぎながら
様々なことがあり結果として
家業を廃業に追い込んだという
経験をお持ちなのです
色々な話をしましたが
そこで末廣さんに
聞かされた言葉は
今でも忘れません
『親は子供の幸せを願っている
家業を継いでくれても
毎日つまらなそうにしている
子供を見るのはツラい
継いでくれなくても
毎日楽しそうにイキイキと
暮らしている子供を
見る方が親も幸せだ』
末廣さんもある方から
この言葉を言われた
そうなのですがこれは
私に深く刺さりました
そして帰りの飛行機で
読んだ本にあった一節
『やらなかった後悔は
年々大きくなり
やった後悔は
年々小さくなる』
このタイミングで
この言葉か！！！
とても驚いたことを覚えてます
そして小樽に戻り母に
想いを告げて、今から
4年前の2018年9月
70年続いた婦人服卸の
家業を廃業しメンズ事業
を始めました
そんな経緯で始まった事業なので
仕事というよりは好きなことを
しているだけという感覚なのです
昔通っていた
マーケティングの塾の先生に
『好きなことを
仕事に取り入れろ』
『仕事のような遊び
遊びのような仕事』
『好きが最強』
とよく言われました
その時はピンと
来ていませんでしたが
今はよく分かります
今まさに
『好きが最強』
を実感しています
今の仕事に出会えたご縁と
支持してくださるお客様に
感謝して日々丁寧に
過ごして参ります
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